ピアノ・ヴァイオリン 体験レッスンの後 礼儀正しい断り方の提案

ピアノ塾

ヴァイオリンの体験レッスンの後、断った話

体験レッスンをして、生徒も親御さんもハッピーならば晴れて門下入り、ということになりますが、そうでない場合も、もちろんあります。
人間なので相性というものもあるし、それは普通の出来事です。
さて、今日はその場合の「断り方」について考えてみたいと思います。

世の中には本当に色々な親御さんがいらして、その断り方もヴァリエーションがたくさんあります。

「こんな断り方ある?」と目が飛び出そうなものから(本当に、ここに書けないようなありえない理由を正直にいう親御さんもいるらしい)何の連絡もしてこない人、きちんと連絡をしてきて誠意を持って入門しない旨を伝える人、とさまざまなようです。

私の場合は、娘がヴァイオリンをやっていて、その教授の門を叩くときは、絶対に入門したい意思があったので「断る」ということはなかったのですが、それでも一回だけお断りしたことがあります。これはもう、忘れもしない、最悪のびっくり体験でした。

テレビ&スナック菓子バリバリ事件

娘がある教授に習っていた時、その先生が急病になってしまったので、1ヶ月間レッスンが抜けるのも良くないし、アシスタントを雇ってはどうか、とあるオーストリア人女性を紹介されました。一応、音大と名のつくところで教えている人です。

彼女は子供を教えるのは、まあまあ上手という評判だったので少し期待していました。

ご挨拶が終わって、レッスンを始めたとき、彼女の子供(多分当時7歳くらい?)が部屋に挨拶もせずに入ってきて、レッスンをしている横にある大きなテレビをつけ、ヘッドフォンはしていましたが、弾いている娘のすぐ近くの床に座って、アニメを視聴。それだけならまだしも、大きなスナックをバリバリ食べ始めました。あたりいちめんに広がるあの、スナック菓子特有の匂い!まるでいつもそうしているようでした。

彼女はその子をとがめる気配もなく、レッスンを続けていました。「本当にもう、子供ったら!」とちらっと言っただけ。

叱る気配はゼロ。私と娘はあまりのショックに目が点になりました。なんて非常識でレッスンに対するレスペクトがないのだろうと思いました。

さらに嫌だったのはレッスン料金。30分ごとに加算する方式でした。やたらに自信がありそうな態度も鼻についたし、何よりもアウトなのは、頭から「レッスン中にお母さんは同席しないでほしい」と言った事です。

親が同席することがプラスかマイナスかは生徒によって違うし、様子から見て、自分の指導法に自信がない証拠だと私は解釈しました。テレビ&スナックボリボリ案件が決定的でしたが、この人の全てがうちには合わないと思いました。

教授には上記全て(テレビ&スナック菓子バリバリの件、含)ありのままをお伝えしてお断りしました。こんな非常識な人を他の人にも紹介するべきではないと思ったからです。

彼女からも電話がかかってきたのですが、別れ際に、「よく考えて私のレッスンを受けるかどうか決めてくださいね」といわれたので、「よく考えましたが、お受けしないことにしました」と言いました。「理由は?」とは聞かれませんでしたが、聞かれたら私は正直に話したと思います。彼女は断られると思っていなかったようでショックを受けたようですが、タダでもあんなレッスンはゴメンだと思いました。後に聞いたところによると、親がいないのを良いことに虐待まがいな事もしていたようなので、本当にか変わらなくて良かったと思いました。やれやれです。

これが初めで最後の「体験レッスンお断り事件」です。
極端すぎて参考にならなかったと思いますが、あまりに頭にきたら真実を伝えて断るという一例です。

結論 最も良い断り方は?

「レッスンの日程が学校と合わないので…」
「先生のお宅がやっぱりうちから遠いので…」
「まだうちの子には早いと思うので、もう少し大きくなってから…」

等々、すべて先生に、「それなら〜しましょう」と提案されてしまいます。
それにかなり嘘っぽいです。理由の後付けが見え見えになってしまいます。

いちばん理想的な断り方は、

「金銭的にレッスンを受けられない状態になってしまいました」
と経済的な理由を挙げる
ことがいちばん無難な気がします。

「こんなことを言うのはプライドが許さない、うちはお金持ちよ!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、今は相手を傷付けないことがプライオリティです。

それに「じゃあタダで教えてあげましょう!」という先生はまずいないので、簡単にお断りすることができます。

「家の事情が変わって、主人が今はちょっと待ってくれと言うんです。本当に残念です!」
、とご主人を引っ張り出すのもOKかもしれません。

連絡しないで無視、と言うのも悲しいです。せめて、理由は言わなくともお断りはしましょう。どうしたら良いか、というのは、自分がされたらどう思うだろう、と想像して行動すればまず間違えありません。

「断る」という行為は気持ちの良いものではありませんが、後々どこかでその先生に偶然出会った時、笑顔で挨拶ができるように、えいやっと頑張って電話をかけてお断りしてしまいましょう。長い目で見ると、一瞬の面倒くさい行動は、やっておいた方が良い事が多いです。