ピアノ はじめの教本 私のおすすめ その1

Notenピアノ塾

沢山の初心者用ピアノ教材がある中、私がよく使う数冊をご紹介したいと思います。

メトード・ローズ教則本

まずは私も3歳から使った、当時フランスに学ばれた我らが誇る日本の巨匠、安川加寿子大先生翻訳の入門本です。フランスらしい美しいメロディー、そして大人のピアノ独学にもやさしい教本です。私の住むウィーンでは店頭に売っていないことが多いのでネットで注文して購入しています。9ページ目の先生との連弾はどの世界の子供達にもバカ受けで私はかなりはじめの方のレッスンで使います。

バーナム・ピアノテクニック (ミニブック)


この教本はオーストリアでも購入出来て、ドイツ語版も英語版もあるので、英語圏からの生徒さんが多い私には非常に助かっています。全てのエチュードが短く、毎週どんどん進みたい意欲的な生徒さんにはぴったりです。

私の1年目のピアノのレッスン

ドイツ語題で Mein Erstes Jahr Klavierunterricht と言います。上の日本語訳は私が勝手につけました。原作はCharles HervéとJacqueline Pouillardとなっています。私がウィーンに来て上記の楽譜が手に入らず困っていたときに見つけました。先日お亡くなりになったウィーンの誇る大ピアニスト、パウル・バドゥーラ・スコダもこの教本を推薦しています。魅力はやはりフランスらしい綺麗なメロディーです。「真ん中のド」から大譜表を学べるようになっているので読譜の練習にはとても良いのですが、両手(親指)が固定しまわないように指導しましょう。日本で購入できるかどうかは知らないのですが、画面をクリックしていただければ、購入できるウェブ・サイトまで飛びます。興味のある方はどうぞ。

ロシア・ピアノ学校 Die Russische Klavierschule

この教本も日本で手に入るかどうかはわからないのですが、Amazonで購入することが出来ると思います。ロシアン・メソッド導入に使われる教本です。ウィーン国立音大の教授も子供用に使用しています。私はロシアン・メソッドなので当時真っ先に購入しました。どの教本を使っても、教え方に変わりはないのですが、気に入っています。

Tastenforscher 鍵盤研究人

ちょっとダサい訳ですみません。これは打鍵のテクニック、腕の使い方、脱力などを教えるのにとても役立ちます。絵が多いので子供も喜ぶし、私的にはかなりオススメです。ソルフェージュも沢山載っているのでピアノと一緒に楽典も少しづつ学ぶことができます。ただし、全てドイツ語です。

どの教本も(バーナムのような短いものは別として)初めから最後まで全部やらせるレッスンを私はしません。その子に合った方法で基礎作りに大切なもの、楽しめるもの、大切なスケール、アルペジオ等をはじめから学びます。目標は楽しく、しかし基礎はきちんと、がモットーです。