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オーストリア情報
新型コロナウイルス状況
現在の新型コロナウイルス患者 850人以上超え
保健省によると(7月4日午後4時現在)、新型コロナウイルス患者とされる人の数は前日より66人増加で現在853人(5月17日と同数)となっています。現在も68人が入院しており、そのうち8人が集中治療を受けています。
オーストリアではこれまでに合計18,121回の陽性が出ており、642,679回の検査が行われています。EMS(疫学報告システム)によると死亡者数は681人。
保険相が信号機制度を発表
今日(7月4日)もまた、オーストリアでコロナウイルスの新規感染数が100を超えました。これを受け、アンショバー保健相は、「コロナウイルスの信号機」の導入を発表しました。「この信号機は、雪崩警報と同様に、連邦レベルと各連邦州におけるコロナウイルスの現在のリスクを住民に即座に知らせることを目的としています。」
信号機は9月までに導入されることになっており、これは懸念される秋に向けての準備となります。「赤からオレンジ、黄色から緑までのシンプルな4段階の信号は、科学的なデータと基準に基づいて、現在のコロナウイルスの状況を可視化し、追加の対策が必要な場合と対策を緩和を表します。
現在、専門家はさまざまな実施方法を検討しています。これに先立ち、フォアアールベルク州のウォールナー知事は火曜日、同州の信号機モデルを発表しています。
マスク製造にクレーム殺到
以下の記事はいかにオーストリアにもマスクが浸透したか、という事をあらわしていると思いました。
マスク製造メーカーとのトラブル
今やマスク(MNS)はどこでも手に入る状態になりましたが、すべてのマスクがきちんとしたものであるわけではありません。保証義務があるにもかかわらず、どの会社も真剣に取り組んでいるわけではありません。オーバーエスタライヒ州の会社では、クレームをつけた後に顧客が乱暴に侮辱されたという報告まであります。消費者情報協会(VKI)は、マスクがウイルスからの保護を提供するという根拠のない主張のため、法的措置を検討しています。
確かに、布製のものも多く発売されていますが、消毒など一切されておらず、ただ、縫っただけ。可愛いし、まあ、ないよりは良いと思いますが、私は布製の物を購入した場合、念入りに洗ってから使います。ないよりはマシ、という感覚です。
本格的に防衛をしたい場合は(長時間の汽車の旅等)薬局で高いFFP2、FFP3マスクを購入して着用するのがベストだと思います。可愛くないけど…
ウィーン 街のようす Mariahilferstrasse
土曜日にマリア・ヒルファーシュトラーセに行きましたが、すごい人出でした。マスクをしている人は15人に1人もいるかいないかレベル。大抵は距離も取らずに楽しんでショッピングをしたりアイスを食べたりしているようでした。店内では人数が多いと感じたら即、マスクを着用できるように準備した方が良いでしょう。地下鉄のU2もいっぱいだったので、マスクをしても意味はなし、と思い、私は歩いて帰宅しました。
これは感染が広がるのも無理はないですね。しかし経済的な面を見てもまたロック・ダウンということも無い気がします。自分たちで気をつけるしかないですね。