オーストリア コロナ対策外出制限から46日目 最終日

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オーストリア コロナ対策外出制限最終日(46日目)

早いもので3月16日から始まった厳格なコロナ対策である外出制限措置の最終日となりました。明日からは今までより多くの事が可能になり、日常へとの道をたどっていきます。

オーストリア 新型コロナ情報 在墺日本大使館のメールより

28日(火)15時現在,新たにオーストリア国内で47名の新型コロナウイルス感染の確定症例及び20名の死亡事例が報告されました(累計確定症例数は15,286名(内死亡数:569名,治癒数:12,580名))
ANAのウィーン-羽田直行便の運休期間は5月31日(日)まで延長されましたが,引き続きフランクフルト経由で同日乗り継ぎが可能とのことです

ウィーン情報

ホーフブルク(王宮)への爆破予告

水曜日午後にウィーン・ホーフブルクの爆破予告があり、避難が行われました。ファン・デア・ベレン大統領はホームオフィスで王宮には居ませんでしたが、すぐに知らされ、避難して安全を確保したそうです。隣接する王宮の周りはすべて封鎖され、警察に加え、救急隊と消防隊も現場に待機しました。ウィーン警察によると、爆破予告のメールが午後3時過ぎ、警察に届けられたそうです。前日に刀を持った男が連邦総理府の前で逮捕されましたが、関連性はまだ認められていません。爆弾は発見されず、午後5時ごろには避難が解除されました。何もなくて良かったです。

今日のおすすめ

瞑想の本/あがりを克服するために

私は数年前から瞑想をしています。瞑想に興味を持ったきっかけは、数年前の夏のコンサートでのことです。娘のピアノ伴奏で弾いたのですが、弾き出したその瞬間、いきなりドドドドドーーっと鼓動が高鳴り、ペダルの足元にある舞台の斜めになった変な模様がやたらと気になり、集中力崩壊、弾きなれた曲であったにもかかわらずめったクソな演奏になってしまったのです。私は昔から「あがる」ということは特になかったのですが、その時はかなり「悪いあがり」が起きました。きっかけは当時の更年期障害なのですが、かなりショックでした。

そこでこれはなんとかしなければいけないと思い、行き着いたのが噂に良く聞く「瞑想」でした。ネットで検索したのですが、色々ありすぎて何が良いのか全くわかりません。そこで目に止まったのがこれでした。

「最強の瞑想法」これ、漫画なんです。

なんか、くだらなそうだなと読み始めたのですが、読むうちに、やってみようかしらという気になりました。そしてこの本にある簡単なパターンを色々試してみるとまあ、かなりいい感じです。興味のある方は騙されたと思って読んでみてください。

 

この後、著者のメソッドにちょっとはまり、通信で彼女の(有名なディーパック・チョプラ氏の流れなのですが)講座を受けたりしました。(これは今考えると必要ありませんでした。私は凝るとゾッコンのタイプなので…)そこから毎日2回、20分の瞑想が習慣化しました。(今は1日1回20分が基本です)はじめて6ヶ月間の効果はもう、素晴らしいものでした。

数年瞑想を行って思うことは、別にどんなやり方でも良い、ということです。自己流で納得のいく方法を見つけたらそれでも良いし、私はかなり自己流でやっています。「こうしなければいけない!」というものは絶対にありません。ただ、呼吸法はとても大切だと思います。基本、吸った長さの2倍の長さで吐く、です。

瞑想は特に舞台でなんかしらのパフォーマンスをする人に大きな助けになります。ウチの娘も毎日瞑想しますし、本番前は必ずやります。人前で上がって演奏が出来ないという悩みのある人にはオススメです。正しい毎日の練習は当たり前ですが、それプラス瞑想でかなり完成度に近いパフォーマンスができる事も起きます。舞台の上で、良い緊張をすることはとても必要ですが、悪いあがりは避けなければいけません。特に身体が震えるなどの物理的障害の出る人は治すべきです。そうしなければ日頃の練習の成果が全て水の泡となります。

私が瞑想をしていちばん大きな効果があったことは、「意味のない、理由のない不安が消えた」ということです。具体的に何か悩みがあるわけではないのだけれど、なんかこう、心配で恐々と毎日をおくるということが一切消えました。これは凄いです。

スピリチュアルだの生まれ変わりだなんだのいう分野をやたらに信用しませんが、瞑想は科学的に証明された行動です。

漫画なんてー、と思う方に。こちらも入門書としておすすめです。

マインドフルネス、瞑想とは何か、時間がない時でも隙間時間でマイペースで実行できる方法が書かれています。3分からでも気楽にはじめられます。

これらの本の他にも色々出版されているので、ご自分で合いそうなものを選んでみてください。瞑想をすると、人生が楽になりますよ〜。