定まらないお天気のウィーン コロナ状況とマスクの種類

オーストリア・ウィーン情報

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オーストリア情報

定まらないお天気のウィーン

集中豪雨。消防団は大忙し

昨日の午後遅くから夕方にかけ、ウィーンに激しい雷雨が降りました。木の破壊や地下浸水などで消防隊は約100件の出動となったそうです。

消防団は午後5時半から継続して活動、午後6時からは警戒態勢が強化されました。幸いにも怪我人は出なかった模様です。

大雨は一時的なものでした。今日は湿度が高いです。広範囲の雲場が都市の上を移動しておりORFの天気予報によると特に午後は雨が降ったり、雷雨があったりを繰り返す可能性があります。その間に太陽が見え、日照時間にもよりますが、気温は24~28度まで上昇するそうです。気をつけましょう!

Starkregen: Feuerwehr im Dauereinsatz
Heftige Unwetter sind gestern am späten Nachmittag bzw. Abend über Wien niedergegangen. Umgestürzte Bäume, abgebrochene ...

ウィーンの他被害があったのは、オーバーエーステライヒ州とシュターアーマルク州だそうです。

新型コロナウイルス状況

現在の感染患者数は1,523人

オーストリアのこれまでの新型コロナウイルスの症例数は22,755件(8月14日23時現在)と上っています。現在の感染患者数は1,523人。現在114人が病院で治療を受けており、そのうち22人が集中治療を受けています。

疫学報告システム(EMS)によると新型コロナウイルスの死亡者数は現在713人、合計991,508回の検査が実施されています。

ORF.at/corona/daten

交通機関にて「鼻をマスクに入れなさい!」

「鼻をマスクの下にしまってください!重要です!」と 最近、ウィーン交通でこのフレーズがよく聞かれるようになりました。その理由は、多くの乗客のマスク着用方法が正しくないからです。

こうして話題性が残るからこそ、乗客に注意を向けることができるのです、とウィーン交通スポークスマンは述べます。

現在、約130人の警備員が、マスクを正しく着用していない乗客に注意を促しています。7月は約2万7千人の乗客に口や鼻の保護具を正しく着用するよう呼びかけました。注意を受けても応じなかった人は50ユーロの罰金が課されて、先月は123件あったとのこと。

オーストリア鉄道(ÖBB)と毎日20件の罰金

ÖBBは現在、オーストリア全土に約600人の鉄道員を配置しており、切符のチェックやマスクが正しく装着されているかどうかの確認を行っています。現在、全国で1日平均20件の罰金が発生していますが、当初はこの2倍であった為、現在はとても満足しています。と広報担当者は述べています。

„Naserl rein“: Neue Durchsagen in „Öffis“
„Naserl rein, so muss das sein“ – seit Kurzem hört man diesen Spruch im Netz der Wiener Linien. Grund dafür ist, dass di...

これじゃまったく意味がないよね、と思うようなマスクの付け方をしている人は結構います。特にこちらの男性。確かに日本人に比べると顔が立体的で、鼻が高かったり大きかったりするので、普通のマスクを着用するには苦しいのだろうなあ、と思います。こちらで高い性能を証明されているFFP2とかFFP3のマスクはまるで巨大な鳥のくちばしみたいで、ちょっと変な顔になりますが、こういうのをすればいいのにね、と思いますが。こういうのです。うちは両方ストックしてあります。

こちらは普通にスーパーで売られている使い捨てのマスク。スーパーに行ったり、短時間の電車の中ではこれを使っています。

そしてこれはしっかりと保護するFPP2マスク。長い間電車に乗ったり、人混みや絶対に守りたい時の為に買ってあります。