オーストリア 挨拶 ほっぺにちゅう

Birds オーストリア・ウィーン情報

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オーストリア 挨拶 ほっぺにちゅう

コロナも私が住むウィーンにも広がってきて3月5日現在、新たに12名追加で累計確定症例数は41名となったそうです(日本大使館のメールより)ここで大きく影響が出てきたのは、もちろん日々のあいさつです。

さて、オーストリアでは普段、みんなどのように挨拶するのでしょうか?

ウィーンで握手

これは初めて会った相手に対する挨拶のスタンダード。女性から先に手を差し伸べる、というのが正式のようですが、目と目を見てしっかり「こんにちは!」と握手するのが普通です。

ドイツ語では相手を呼ぶときに「Sie」(あなた)親しい間柄の「Du」(君、アンタ)がありますが、お互いに「Sie」の場合は握手です。(ついでに書くと、中国の人は握手をしても多くの場合、何故か、握り返してきません。きっとそれが中国の礼儀なのでしょう。ありえないくらい強い力で握り返してくる人は私は嫌いなのでわざと大きい声で、その時は「アウア!!!」と叫ぶことにしています。笑)

ウィーン・欧州・ほっぺにちゅう

これは話しているうちに仲良くなって、「Du」で話しましょうね、と言い合ったり、学生同士の場合にする挨拶です。軽く頬と頬を合わせのが普通ですが、しっかり「チュウ、チュウ、」とす唇を相手の頬につけそうになるくらい密着するる女の人もいます。かなりクラクラします。

しかしオーストリアやドイツでは同僚同士で「Du」で話したからと言って、毎朝「挨拶のちゅう」をするとは限りません。会社と人と場合によります。一緒にパーティで楽しんだり、お呼ばれしたりお返しをしたり、そういうきっかけでちゅうをする間柄になります。オーストリア人はシャイです。

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フランス人はウィーンとちょっと違う

うちの娘と息子は3歳からウィーンのフレンチスクール、「リセ・フランセ」に行っていました。そこで私はたのしいフランス体験を沢山しました。フランス人は同僚に朝逢うとほぼ全員に、「おはよう、ピエール」てな感じで「ちゅう、ちゅう、ちゅう」と2、3回往復やります。初めて学校の職員室に入った時、この人達がこの「ちゅうの挨拶」を終えて仕事を始めるのはいつのなのだろう、と、ぼーーーーっと眺めていたものです。

私が驚いたのはお互いフランスの「あなた=Vous」という人称で話し合っていても下の名前でよんで(例えば「マダム佳奈」とかね)“ちゅう„はしっかりされる、という事です。本当に国によって習慣はとっても違います。

しかし今は!!!ウィーンでもオーストリアでも!

握手もちゅうの挨拶も自分の為だけでなく、「相手のために」しません。よって、失礼にならないように明るく、「コロナだからね、チュウなしね〜!!!」と叫びながら50センチくらい離れて大袈裟に投げキスをします。これが定番になっています。今日もこれを一体何回やっただろう。握手も一応「コロナで大変な時期だから握手、しませんね、」と断ってから握手をせずに挨拶します。

また握手やちゅうの挨拶ができるのはいつになる事でしょうねえ。。。。。。