オーストリアにもついに来ました 新型コロナウイルス

Doravengerov オーストリア・ウィーン情報

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オーストリアにもついに来ました 新型コロナウイルス

写真はヴェンゲーロフのコンサート後の楽屋にて。娘リザ・マリアドーラ・シュヴァルツベルク教授マキシム・ヴェンゲーロフ、そしてピアニストのジュリアーノ

オーストリア在 日本大使館よりのお知らせが来ました

昨日、2月25日レッスン中に日本大使館からのメールが入り、オーストリアにもいよいよ新型コロナウィルス感染の確定将来が報告されたそうです。この2名は24歳。25日夜のニュースによると病状は落ち着いていて重篤な状態ではないとのこと。現在はインスブルックの病院に隔離されているそうです。早く良くなりますように。

今日レッスンした私の生徒はアメリカンスクールに通っているのですが、学校は厳しく中国などの国からオーストリアに入った生徒は決められた期日、通学しては行けないことになっているそうです。これは差別ではなく当たり前の対策ですよね。それなのに、中国に転勤になったアメリカ人の子供の生徒がまたウィーンに入ってきて一時学校は大騒ぎになったそうです。まったく、無神経というか。。。。

若い人には(たぶん)大丈夫でも、高齢の人や持病のある人には命取りになりそうなコロナウィルス。自分がかからないように気をつけるのは当たり前にしても、人にうつさない努力は怠らないで欲しいです。

娘のリザ・マリアが懇親にしているドーラ・シュヴァルツベルク教授は只今腕の手術で入院中なのですが、こんな時、病院にいてくれる方がかえって安心な気がしています。ドーラのような教授のともには特に中国系の若い生徒が門下を目指してやってくるのですが、私はこの時期、見ていてこわくて仕方がありません。彼女は70歳を超えていて、身体はまるで病気のアパートのように色々な問題を抱えています。見ていただきたいのはわかるけれど、お願いだから潜伏期間をおいて、それからVorspiel(オーディション)に来てくださいと願わずにはいられません。

ウィーン国立音楽大学からの知らせ

 

MDW

さて、ここまでの文を昨日書いたのですが、本日上にアップした告知がウィーン国立音楽大学から出されたようです。2月のぜめスター休みにコロナ患者の多く出た国から帰国する生徒は、“21日間、大学には来ては行けない„というお知らせです。例えば、と例を挙げている国に中国、韓国、イラン、イタリア、などありますが、これに発病者の多い日本も該当しますので注意してください。また、これによって大学の単位がマイナスになることはないそうです。