ピアノを練習したくてしょうがないけれど、時間がない!練習したい時、そこにピアノがない時はどうすれば良いの?の件

ピアノ塾

これはもう、社会人のホビー・ピアニストのあるあるだと思います。ピアノがそこにあって、24時間好きな時にガンガン弾ければ、それはもう幸せですが、そういかないのがこの世の中。ましてや日本の家屋の場合、夜の帰宅後や早朝に練習するなんて、よっぽどの豪邸か、完璧な防音装置がない場合は不可能だと思います。

そんなあなた、ピアノはそこになくても、ピアノが上達するのに必要なプロセスは、実際に弾いて練習しなくても、あるのです。以下の通りです。

例えば通勤中、心の中で今練習している曲を頭の中で思い出して、心の中で歌ってみてください。
あなたが練習している曲が、ブルグミュラーのアラベスクだとします。脳内で左手が、ジャン・ジャン・ジャン・ジャン!と和音で奏でます。「うーん、なんだっけな、音、そうだ下からラ・ド・ミだったな」と。

「ドミソだったかしら?レファラだったかしら?」と悩んでも思い出せない人は、すっごく悩んでください。そしてあーだこうだと思い出して、思い出してみてください。そして家に帰って(なんなら電車の中で楽譜をダウンロードして)チェックしてみてください。
あなたはその和音が、「ラドミ」から成る事を、きっと忘れないでしょう。そこでもう、暗譜の第一歩が出来上がったわけです。欲を出せば、アラベスクがa-mollという調であることも、そこで確信できるわけです。

「ラドミ」が簡単に思い出せた人は右手を思い出してみましょう。
「ラシドシラ」はきっと簡単に思い出せると思います。次の「ラシドレミ」も「レミファソラ」も「ラシドレミ」も楽勝かもしれません。

さて、次、思い出せますか?右手は「ミ・ミファ・レッ・レー」と軽快に進みますが、左手は?ここらへんから怪しくなってくるはずです。これを毎日毎日、ぼーっとしている時にでも思い出してみようと努力する習慣をつけてみます。実際にピアノに向かって練習する時、「あら、こんなにすんなり弾けたかしら?」と思うくらい、スムーズにいくはずです。

こういうイメージトレーニングは、ピアノの練習のアウトプットの一部です。
楽譜を思い出すように努力する習慣はとても勉強になります。これをやっていれば、気がつかないうちに暗譜が確実になりますし、自分が弾いている曲が、何調かなんてアホな迷いはなくなって、自信につながります。本番であがってド忘れ、なんてこともなくなります。これは昨日書いた、プロフェッショナルな練習の一部なのです。

騙されたと思って試してください。どんなレベルの人にもオススメです。