オーストリアのオーバーーエスターライヒ州 非ワクチン接種者のみロックダウン

オーストリア・ウィーン情報

*本文とは別に、とても平和なスイスでの一日。お天気も良く、面白いプラスチックの球を身につけて、ミニサッカーを楽しむ大人たち。空からはパラぐライディングを楽しむ人たちが降ってきます(笑)まるでコロナなんかないみたいに平和です*

今回ここスイスに来て驚いたことはまず、東洋人がいない!です。以前、この地はユングフラウの麓で東洋人から人気の旅行スポットでした。当時初めてここに来た時の驚きは、道にスイス人がいない!ということだったのですが、今回はその真逆です。ウィーンも同じ状態ですが、この違いはすごいです。

さて、オーストリアのコロナ状態は酷いものとなってきています。私たちは今、スイスにいますが、ニュースをチェックしたところによると、今日の新規感染患者数はオーストリア全体で11,975人とパンデミー始まって以来最高の記録だそうです。集中治療室で治療を受けている患者数は432人と油断できない数になっています。

これらを考慮し、もっともワクチン接種率の低い、オーバーエスターライヒ州は来週の月曜日から、非ワクチン接種者のみのロックダウンを実施します。このロックダウンは、ワクチン接種していない人のみ対象で、緊急の場合でない場合は外出してはいけない、ということです。しかし通勤が許される、ということに疑問を感じるし、こんなコントロールできないロックダウンに意味があるのかしら、とも思います。無料のPCR陰性提出義務を厳しく続ければいいのに、と思うのですが、これではワクチン接種者が増えないという政府の考えなのでしょうか?

オーバーエスターライヒ州はどこか、というと、州都はリンツで、音楽大学もありますし、ブルックナー管弦楽団というオーケストラもあります。

ロックダウンの発端は、病院勤務で、非ワクチン接種者がコロナに感染、院内でクラスターが形成されたことによるそうです。

連邦首相によると、このままワクチン接種率があがらず、数値が下がらなければオーストリア全土にこのロックダウンは適用されることになるかもしれませんが、それは避けなければならないことなのです。

多くの人の本音ですが、ロックダウンはもうたくさん。私だってもううんざりです。このスイスの講習会に来れたのだって、2年ぶりです。それでもコロナのせいでコンサートも開けない状態です(非ワクチン接種者は会場にはいれないため)

どうしてこんなことになってしまったんだか、特に学び盛りの人たちにとっては多くの障害です。ほんとうにもう、コロナ、どっかに行っちゃって!!!

今日はピアノの事が書けませんでした。
明日は楽しい事が書けますように〜涙