オーストリア・ウィーン情報
写真はウィーン大学法学舞踏会
ウィーン・オペラ座バル(舞踏会)2021年は中止

2021年のウィーンオペラ座舞踏会(独:オーパン・バル)は、コロナウイルス拡大のため開催されない事となりました。
舞踏会を通常通り行うのは「無責任」である、と政府は水曜日に発表。
コンコルディア舞踏会やイェーガー舞踏会など。
いくつかのウィーンの舞踏会はすでにキャンセルされています。
クルツ首相とコグラー副首相は共同声明で、政府がオペラ座舞踏会の中止を軽々しく決定したわけではないと述べました。
続いて
「オペラ舞踏会はウィーンと文化国家オーストリアにとって「大看板」です。
現在の感染はパーティや祝い事の中で多く見られます。
よってオペラ座バルの中止は決定となりました。
政府は水曜の閣僚会議で中止を正式に決定します。」
とクルツ首相。
コグラー副首相は、
「オペラ座バルがオーストリアの国境を越えて経済的、社会的に重要な意味を持つことも認識しています」と述べました。
しかし、新型コロナウイルスの「驚異的な増加」を考えると、健康保護が優先されなければなりません。
国立オペラ座をはじめとする多くの文化機関はこの数週間「セキュリティのコンセプトに多大なエネルギーを投入しました。」
と、続けます。
「政府は文化機関を支援し、事業が可能な限り維持できるように全力を注いで行きます。」
と断言した。
「オペラ座バルは非常に長い準備期間が必要です。
オペラ座従業員、音楽家、ダンサーなど総勢7,000人がこの2月11日のイベントを楽しい雰囲気に仕上げることは想像することができません。」
と、文化庁長官メイヤー氏も述べています。
しかし、国立歌劇場をはじめとするコンサート演劇等の運営は、オペラ座バルのキャンセルとは関係なく行われます。
文化劇場のセキュリティと予防のコンセプトは「模範的」であり、適切なコンセプトと固定された座席計画を持つ文化イベントでのリスクは「許容範囲内」と確信されているそうです。
………………………
オーストリアにとって舞踏会(バル)は欠かせないものです。
娘のリザ・マリアは数年前にウィーン大学法学舞踏会でデビューして
とても楽しい思い出となりました。
こんな感じでした。
踊っている時はYouTubeのライヴをスクショしたので、画像がイマイチですが。
オーストリア人には欠かせないイベントです。
オーストリア・新型コロナウイルス状況

オーストリアの累計確定病例数は40,468人
- 保健省によると24時間の比較で、オーストリアでコロナウイルスの新たな症例が676例報告されています。(9月23日16時現在)
- オーストリアの累計確定病例数は40,468人
- 入院治療患者数は413人、集中治療室患者数は77人です。
- 現在の患者数は8,258人
- これまでに行われた検査数は合計1,489,264回
- 合計758人が死亡しています。回復者数は30,949人
(ORF.atは常に疫学報告システム(EMS)の数値を元に報告しています)