*写真はウィーンの美術史美術館、綺麗ですよ〜*
さて、読者の方からご相談を受け、気になったので調べた事をシェアしたいと思います。
オンライン不動産仲介プラットホームに多くの個人や不動産会社がアパートを紹介しています。
もちろん安全な物がほとんどだと思いますが、以下、気を付けてください。これはAK(オーストリア労働者商工会議所)のウェブサイトから拾ってきたものです。
以下、ざっくり訳すと
『インターネットでの賃貸物件詐欺が増えています。特に、魅力的な物件が安価で提供されている場合や、見学前に送金を求められるケースは要注意です。詐欺師は、保証金や手数料を騙し取るために巧妙な手口を使います。信頼できるサイトを利用し、個人情報を不必要に提供せず、前払いの要求には応じないようにしましょう。疑わしい場合は、警察や消費者保護団体に相談することが重要です。』
とあります。
通常、ウィーンで物件を探す場合、見学を希望する場合は自分のメールアドレスや電話番号を送り、アポイントをもらって見学、という流れになります。返事が来ないことはまず、ありません。私の場合は絶対に即答でアポの提案か、もしくはもう決まってしまったので残念、という答えがありました。
ただ、外人の名前でこちらに住んでいない場合は無視されることもあるかもしれません。私でも用心して返事しないと思います。
現地の多くの人はWillhabenを使うと思いますが、私もそのひとりで、今のスタジオもWillhabenで見つけました(別に推薦しているわけではありません。特に、音出し可の物件をここで見つけることがかなり困難でしょう。私がゲットできたのは、『商用』として借りているからです)
いきなり個人情報をたくさん聞いてきたり、異常に豪華な写真、前払いで大金を振り込まなければ見学できない、家主は外国に住んでいます、家賃は1区近くでグロスで600ユーロです、なんて絶対にありえないことはここに住んでいれば一発でわかりますが、これを日本人の人がわからなくても当たり前かもしれません。
だいたい、グロスで600ユーロで借りれるアパートはかなりお安い、非現実的なお話です。
ここに35年以上住む私も、賃貸契約を結ぶ前は弁護士先生にチェックしてもらって、それからサインをし、契約金を払いました。
ムスメはマドリードでも勉強していますが、そこはプライベートではなく学生寮です。言語も自由に操れない、相手がろくに英語もできない場合は、恐ろしくて契約なんて結びたくありません。どんな犯罪やトラブルに巻き込まれてもお手上げ状態だからです。
なんの手立てもない場合は本当に困ると思いますが、それでも賃貸契約を結ぶときは気をつけましょう。
きちんとした家主にアパートを借りたとしても、やるべきことは沢山あります。
追ってかいていきたいとおもいます。