ピアノの夢 100%でなくても良いので叶える努力をしてみよう!

ピアノとヴァイオリン

以下は前に書いたものなのですが、還暦を迎え、自分に伝えるような気持ちで再度アップしてみたいと思います。以下、お付き合いください。

私はこの歳になって、このことを頻繁に考えます。それは、「これをやりたい!」と切望していることは、100%の形でなくて良いので、それでも実行する勇気を持ちましょう、と言うことです。そうすると世界が広がり、しあわせになれるかもしれません。

例をあげれば、「留学がしたいなあ。でももう30歳だし、今頃留学なんて、遅いに決まってる、みんなに笑われるから恥ずかしいし、諦めよう。」みたいなことです。

こうしてまわりの目を気にして、諦めたことが、あなたが60歳になった時、もしくは死ぬ直前に、後悔することがあるかもしれません。

「絶対無理だったんだから後悔しないわ」といいきれるのであればいいと思いますか、本当に後悔しない保証はあるでしょうか?

実際問題、ピアノで30歳以上で、有名な海外の音楽大学に入学できる事は稀、というか不可能です。

でも例えば「30歳超えでウィーン国立音楽大学ピアノ科演奏科部門入試合格」、という非現実的な100%を目指さずに、海外のマスタークラスに参加したりなどの他の方法で夢を叶える事は可能なのです。

だいたい、「夢が海外の音楽大学留学」ってなんでしょう?おかしくないですか?たとえば留学とは人生のただの通過点であって、それが目的ではないはずです。

あなたの本当の夢は、留学した後の充実した音楽人生のはずです。まわりに自慢できるから留学したい、という目的ならばそれは、はじめっから、叶っても「意味のないただの自己満足の夢」のような気がします。だって、ただゲームで通過点をゲットしただけみたいなことだから。

少しだけ勇気を持って、自分からちょっと前進してみると、予想もしていなかったほど大きな展開があるかもしれません。後悔は残らないのではないでしょうか?

万が一それが自分の思った希望通りにいかなかったとしても、チャレンジしたぞ!という成果は残ります。何もしないよりはずっと良いと思います。

夢は現時点で100%、完全なカタチで実現できないとしても、違う形で、少しでも叶うように努力してみることをオススメします。