第16回 国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクール2021年/ウィーン

コンクール

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第16回 国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクール2021年/ウィーン

 

さて、ウィーンにて(ウィーン国立音楽大学)国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクールが開催されます。
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このコンクールは、オーストリアで最も古く、最も重要な国際ピアノコンクールのひとつだそうです。40カ国、231人の中から選抜された34人の若いピアニストがウィーンに集まり、その実力を発揮します。

事前審査で選ばれた候補者のリンクはここで見ることができます。
日本からの参加者もたくさんいますね。プロフィールを見ると、本当にいろんな人がいて驚きます。

しかし、ご存知、新型コロナウイルスのため、開催は大幅な変更を余儀なくされます。
通常のような大規模な国際ライブイベントは諦めなければいけません。

コンクールの日程

第一次選考は2021年4月にオンライン形式のみで行われます。

録音は聴衆なしで、1つのセッティングで、同じレパートリーの要件で行われます。候補者の録音は、2021年4月にウェブサイトで公開されます。

2021年4月末、セミファイナリスト12名が発表されます。
これらの候補者は2021年10月にウィーンでのライブ演奏に招待されます。

第16回大会のセミファイナルとファイナルラウンドの日程は以下の通りです。

セミファイナルは10月18日と19日、ウィーン楽友協会のブラームスホールで行われます。
オーケストラとのファイナルラウンドは10月21日、ウィーン楽友協会黄金のホールで開催されます。ファイナルに進めるのは3名です。

課題曲

レパートリーは以下の通り。

参加者は、以下の6つのグループからそれぞれ1作品を選びます。プログラムには、(*)のついた作品が1つ以上含まれていなければなりません。

グループ1:作品2/1から作品26(作品14/1、作品14/2を除く)までのソナタの中から1曲。

グループ2:作品27から作品90までのソナタの中から1曲(作品49/1、49/2、作品79を除く

グループ3:ソナタop.101*、106*、109、110、111*または変奏曲op.120*(ディアベリ変奏曲)のいずれか1曲

グループ4:次の変奏曲作品から1曲:作品34、V.リジーニのアリエット「ヴェンニ・アモーレ」による変奏曲(1790年) WoO 65、R.ワニツキーのバレエ「森の少女」のロシア舞曲による変奏曲(12) WoO 71、または32の変奏曲 ハ短調 WoO 80

グループ5:以下の作品の中から1つ バガテル op.33、変奏曲 op.35*、両ロンド op.51/1、51/2または幻想曲 op.77、ポロネーズ op.89、バガテル op.119、バガテル op.126、ロンド op.129またはアンダンテ・フェイバリット WoO 57

グループ6:ピアノ協奏曲2曲(各サブグループから1曲ずつ
a) op.15 or op.19 or op.37
b) op.58またはop.73

ウィーンでの第1ラウンドでは、グループ2とグループ5からそれぞれ1作品を演奏する必要があります。ウィーン楽友協会のブラームス・ザールでの第2ラウンドでは、第1グループと第3グループからそれぞれ1作品を演奏します。

ファイナルの最終選考に残った3人は、グループ6から2つのピアノ協奏曲を用意しなければなりません。2020年5月12日、審査員が2つのピアノ協奏曲のうち1つを選び、カメラータ・ザルツブルクとのファイナルで演奏します。

基本ルール

参加資格者は1988年1月1日から2000年12月31日までに生まれたすべての国のピアニストを対象としています。候補者のパフォーマンスの評価は、ポイント制で行われます。ラウンドで獲得したポイントの合計が、賞品の授与の決め手となります。
演奏楽器はベーゼンドルファーのグランドピアノです。
審査員の決定は絶対的で、異議申し立てをすることはできません。

候補者はアルファベット順に、くじ引きで決められた文字から始まります。以降のラウンドでは、この順番を6文字ずつ進めていきます。

ラジオ・テレビ放送用の映像・音声のほか、大会期間中のライブストリーミングやインターネットでの公開も行います。本コンテストの主催者は、すべての権利(音声および画像の記録および複製を含む)を留保し、第三者によるいかなる申し立ても認められません。

ラジオ・テレビ放送、CD制作、インターネットによる録音・録画物の公開の場合、候補者はいかなる手数料や報酬も得ることはできません。このような放送や制作物を禁止することはできません。

登録することにより、すべての参加者は、大会主催者が個人情報を公表したり、第三者に提供したりする権利を認めたことになります。

コンペの中止:コンペの最終的な中止は、コンペの運営者によって決定され、候補者には参加費の払い戻しの権利のみが与えられます。

テキストの有効性:ウィーン国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクールのコンクール規則は、2つの言語(ドイツ語、英語)で発行されています。競争規約の解釈について疑問がある場合は、ドイツ語のテキストのみが法的拘束力を持ちます。などなどなど。。。。。

賞金

第1位 ベーゼンドルファー社より贈られるのグランドピアノ モデル200
L. Bösendorfer GmbH と賞金 10.000,- ユーロ

第2位 賞金7.500,-ユーロ
第3位 賞金5.000,-ユーロ
第4位〜第6位 それぞれ2.000,- ユーロ
その他、特別賞あり

お暇な方はウオッチしてみてください。
誰がベーゼンドルファーのピアノをゲットするのでしょう?

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