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オーストリア情報
新型コロナウイルス状況
オーストリア、約75万件のテストを実施
オーストリアでのコロナウイルス検査件数は75万件を突破し、これまでに実施された検査件数は748,669件(7月19日16時現在)となっています。これまでに合計19,571件の陽性検査が確認されており、過去24時間の間に62件の新たな感染が報告されました。保健省によると、現在の患者数は1,345人で、昨日比で16人減少。
99人が入院治療中、うち14人が集中治療を受けています。前日より3人増加。疫学報告システム(EMS)によると死亡者数は変わらず685人。
スーパーでマスクの義務化復活?
クローネン紙、クリア紙、エーステライヒ紙が最近報じたように、スーパーマーケットは近日中に再びマスクの義務化を行う可能性が高くなっています。クーリエ紙によると、クルツ首相は「特定の地域で」マスク着用義務の復活を求めているといいます。
クルツ首相は日刊紙「エスターライヒ」とのインタビューで、「どの地域でマスク着用義務を再導入するかを議論する」と述べ、コグラー副首相はクリア紙のインタビューで、「スーパーで再びマスク着用を義務化すべきだという考え。マスクがない場合は、スーパーがまた用意してくれるはずです。」 しかし、コグラー氏は全国的なマスクの義務化に懐疑的。
一方、新たな感染症の数は、土曜日の朝から日曜日の朝までの間に65で100以上の新規感染症で数日後に上昇。 保健大臣アンショーバーは、「このような状況は、警戒の理由ではありませんが、非常に真剣に受け取り、非常に専門的かつ一貫した方法で伴わなければなりません。」と日曜日の放送で発言。全国的な措置が必要になれば、再度実施される可能性があるとのこと。
APAが首相府から聞いたところによると、クルツ首相は日曜日の夕方にブリュッセルでの交渉の休憩時間に、コグラー氏だけでなく、アンショーバー氏やカール・ネハンメル内相と電話会談を行っている模様。詳細はその後、スタッフが一晩かけて話し合います。元々は日曜日に相談会をする予定でした。
現在、マスク着用については、一律の義務はありません。地域規制は、オーバーエーストライヒ州、ザルツブルク、ケルンテン州で施行されています。全国的には、公共交通機関、医師の診療所や病院、薬局、最短距離の取れないサービスの場、屋内イベントの特定の場所でのマスク着用が義務付けられています。
私の周りではマスク着用義務復活を望む声が多く上がっています。私も一票。スーパーの中でも距離を保たずに列に並ぶ人も増えてきました。じーっと見つめるとちょっと離れてくれる程度。
マスクがもっときちんとオーストリアに定着する事を望みます。