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オーストリア・ウィーン情報
ウィーンの有名なアルベルティーナ美術館。火曜からロックダウンで閉館です。ショック!まだ見に行っていませんでした。
ハーンローザーのプライベートコレクション作品、ベルン美術館、ヴィンタートゥアー美術館からの借用作品も含めゴッホ、セザンヌ、マティスなどの合計約120点が展示中です。ハーンローザーは1905年から1936年にかけて著名なコレクターや芸術家の友人と友好的な交流を持ち、前身のセザンヌ、ルノワール、ロートレック、ゴッホの作品もコレクションの一部となっています。提示期間は11月15日までです。
あ〜まだまだ時間があると思って油断していました。今行っても混んでいるだろうし、せめて延長を願います!
オーストリア新型コロナウイルス状況
オーストリア第2次ロックダウン
土曜日の4時半に記者会見が行われ、クルツ首相をはじめとするいつものコロナ・メンバー(すごいざっくりですみません)が今後の政策を発表しました。わかりやすく簡単に書きます。
第2次ロックダウンは火曜日から始まります。
夜8時から朝の6時まの間、夜間の外出が禁止となります。(これは10日ごとに更新)
これは第一期ロックダウンの時と同様、いくつかの例外を除いて外出は禁止となります。
例外とは、
自分の身や財産が脅かされる、
誰かを助ける、
精神的な苦痛から外の空気を吸う、
避けられない仕事のため、です。
ほとんどのイベントは中止され、レストラン・カフェなどの飲食店内での飲食は全て禁止(ケータリング、テイクアウトはOK)ほとんどのレジャー施設は閉鎖となります。
ホテルは観光客の受け入れを禁止されます。ビジネスでの宿泊はOK。
劇場、オペラ、コンサートホール、美術館などは11月30日まで閉館です。
被害を受けた企業への支援策も発表されました。影響を受けた産業は、昨年の同時期の売上の80%を補償されます。また、短時間勤務方式も取り入れられます。春のロックダウンとは異なり、店舗は営業できます。美容師や理学療法士などのサービス提供者も仕事を続けることができます。
幼稚園や小学校は従来通り行われます。
高等部や大学は秋の連休明けから通信教育に切り替わります。クルツ首相によると、この措置は12月中に徐々に撤回される可能性があるそう。
プロ・スポーツを除くイベントが禁止になります。劇場や美術館、プールやフィットネススタジオなどのレジャー施設も閉鎖となります。
ガーデン・パーティーは禁止です。
プライベートでの会合は2世帯だけで許されます。ガレージや倉庫などでのパーティーも禁止されます。公共の場での誕生日会や記念日のお祝いも禁止。
夜間の外出禁止は10日までです。法律では、10日ごとに国民会議で議論されてから延長されなければなりません。
これらの制限はすべて、新規陽性患者爆増による医療崩壊を防ぐ為です。
レジャースポーツの制限について
トップクラスのスポーツは、観客なしで継続することが許されていますが、アマチュアスポーツは禁止。屋内エリアもアマチュアアスリートは立ち入り禁止ですが、ゴルフ場やテニスコートなどの屋外スポーツ施設は営業している場合があります。ただし、他人と接触しない個人スポーツに限ります。
最初のロックダウンとは対照的に、公園は開園したままになります。
公の場において互いの距離を保つことは引き続き義務となります。マスク着用も同様。
第一回目のロックダウンに比べれば、外出制限は夜の8時から朝の6時までですからかなりライトになっています。レストランの出前は取れるし。。。。
個人的には深夜の外出禁止は効力があると思います。今まで感染を広げてきたのはこのような夜のパーティーです。
マスクなしでデモに参加したり、友人に会ってハグしてチューしてれば移るのは当たり前です。音大でも数人出たそうですが、自己責任で気をつけなければいけません!
オーストリア保健・食品安全機関 (AGES)のダッシュボードより
10月31日14時現在
- 住民10万人あたりの過去7日間の新規陽性発生数は301(+21)件
- 累計確定病例数は106,584人
- 現在の新型コロナウイルス症例数は47,819人
- 入院治療患者数は1,602人(+148)で、集中治療室患者数は265(+2)人
- 総検査数は2,232,735人
- 1,097人が死亡しています
- 回復者数は57,668人