写真はムスメと大好きなピアニストでスペインでも一緒に弾いているアリーナ。
もう、10年以上前から参加している私達にとって、コロナ禍・戦争を経たアカデミーには残念なところ満載です。そうというのもアカデミーに罪はなく、ただ単に予算不足。
その為に多くのことが変わりました。
以前は2週間で1期とされていたのに、それが1週間のみとなったこと。
それにより、録画で受講を落とされた参加者が、以前は他の教授のクラスに振替をしてもらって受講生として参加する、という可能性もなくなってしまった事。
教授連に、巨匠クラスの教授がかなり減ったこと。
アカデミーコンサート等がなくなり、演奏の場が非常に減ったこと、などなどです。
それでも昔同様に演奏の馬が与えられるのが、コースの後半に行われる「クラス・コンサートです」
これもかなり残念で、以前は終了日に行われていて、そのあとはクラスで食事に行ったりして打ち上げ風な事もできたのですが、今回なんて木曜日!次の日もレッスンがあるのに打ち上げで食事に行ってのんびり飲む、なんてうちのクラスでは外国語です。
ホールもモーツァルテウム新校舎内の小さいホール、まあ、これは昔からなんですけどね。
さて、例外はあると思いますが、このマスタークラスに参加する場合(まあ、どのマスタークラスでも同様ですが)弾く曲を考えてくると良いと思います。
このアカデミーは参加者が多いということもありますが、時間制限があり、コンチェルト全楽章、などは難しいので、長くても10分、15分位の曲を持ってくると良いと思います。
当たり前ですが、コンサート用のドレス的なもの、男性であればそれなりのものを用意すると良いと思います。パニエいっぱいのすんごいドレスは、個人的には必要ないと思います。
このコンサートの時も真ん前に陣取り、ずっと録画をしていた某国ファミリーがありましたが、呆れて、もう誰も何も言いませんでした。ただ、演奏中に出入りする子供が本当にうるさく腹が立ちましたが、他の親御さんが、それはまあすごい勢いで叱っていたのでヨシとします。来年は、どうぞ、現れませんように・・・・(念のためですが、もちろん受講者ではありません。ただ、来た家族)
最後は門下で某有名コンクールに入賞した人が演奏して、温かい雰囲気で終了となりました。
終わりよければ全て良し、本当に来年は今年よりまともな環境でありますように。
先生のレッスンはもちろんですがいつも通り素晴らしく、アカデミーのスタッフも全員心遣い細やかでフレンドリー、来年の再会が本当に楽しみです。