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オーストリアの復活祭（Osternsontag）
本来であれば今日は子供達にとってとても楽しみな日です。おじいちゃん、おばあちゃん宅を訪ね、庭などで「卵探し」をします。卵は前夜、ウサギさんが隠した（本当は親が隠す）ことになっています。卵を探して盛り上がり、その後はゆで卵をはじめとしたイースターの食事を楽しみます。一応断食後の（やる人はほぼいない）の食事なので、それなりに豪華に盛り付けてありがたく頂きます。オースターシンケンと呼ばれるハムや専用のパンなどが食卓に上がります。
この季節は通常であればレストランでもイースター・メニューが披露されて楽しいです。白アスパラも収穫時期なので美味しい美味しいアスパラ料理でレストランも賑わうのですが、今年は我慢。来年楽しみましょう。
オーストリア 各種措置の内容のおさらい
ご存知のように、外出制限措置は4月末まで延期されています。外出が許される理由としては以下の、
- 人を助けるため
- 自分の身と自分の財産を守るため
- 自分しかできない勤務を行うため
- 食料品などの生活必需品を買いにいくため
- 散歩のため
ですが、これらはひとりで、もしくは同世帯の同居人と、もしくはペットと一緒で、に限られます。
火曜日からは400m2以下の小売店も営業再開となります。公共交通機関ではマスクを着用し，同居人以外の人との距離を１メートル以上確保することも義務です。（６歳以下の子供にはマスク着用義務は適用されないそうです。個人的な意見としては、5歳、6歳はして欲しいです！）タクシー乗車の際は、運転手の斜め後ろの一番離れた席を取るのが良いそうです。
昨日も書きましたが、警察官が直接罰金を切れるシステムになっています。くれぐれもマスクを忘れないように、そして同居人以外と話す時以外は1メートルの距離を保ってください。ベンチに並んで座っておしゃべりは即、罰金なので気をつけてください❣️
さて、ここからはいちおう書きますが、やらないでください。
グレーゾーン 法律としての規制
プレッセ紙から拾ったものです。この、外出規制措置は絶対に守らなければいけないのですが、弁護士によると政府の発表と法曹の考えとはちょっとギャップがあるそうです。例えば、「訪問」。籍を入れていないパートナー（内縁関係）を訪ねても良いでしょうか？という質問に対し、弁護士はイエスと回答しています。なぜなら、「関係を持つことは人間としての権利であり、守られるべき」なんだそうです。へえー、本当かい？と思いました。じゃあ音大生とかの恋人同士も訪問しあって良いの？内縁関係、この場合のパートナーの基準は？？（良い子はやらない方が無難です。道中、公共交通機関を使用してつかまっていろいろ聞かれる場合、アウトになりそう）
うちの隣の金持ちアパートの庭は昨日、ちびっこギャングが5人、楽しそうに駆け回って遊び、親も一応、なんとなく１メートルの距離は保っているのですが、これまた楽しそうにバトミントンをしていました。窓から眺める私たちには癒しの光景で、子供達も激カワイイので誰も警察に通報なんてしませんが、長男に言わせると、これ裁判になってもたぶん罰の対象にたぶんならないよ。と言っていました。まあね、自分の敷地内だし。でも、うーんこれ、1人のちびっこがコロナだったら全員確実にコロナだよね、と思いましたけど。もう、こうなったら個人の良心で判断するしかないのでしょうね。この家族は欧州のラテン系の外人です。ふと、この人達ってドイツ語圏の人と比べると判断基準が違うのかなとも思いました。マイペースで、しかしかなり幸せそうな家族です。パパもイケメンだし、見ていてこっちが幸せになります。（これを買いいている今も、ちびっこギャングが約6名、親が5名くらい、卵探しでもりあがり、なんかすごいことになっています（滝汗））
これはやれよ、と思うけれど絶対やらない人達の集まる16区のBrunnenmarkt（ブルンネン市場）。仕事場が近いので渋々出かけたのですが、道端でおっさん達が4人くらい集まって、これまた楽しそーーに会話をしています。市場でのマスク着用は義務ではないのですが、政府は強く推奨しています。もちろん守らないよね。この人達は、逆にマスクなんてつけて会話をしたら相手に失礼だと思っているフシがあります。根は明るくて優しい人種ですから。私はここらへんの地域には絶対に近づかないようにしています。悪気のない行動がいちばん怖いです。
さて、来週からはいくつかの商店も再開しみんな気が緩む気がします。引き続き、自分を隔離する体制で頑張りましょう。ドーラ・シュヴァルツベルククラスはオンラインでクラスコンサートをします。その時が来た他ご案内しますので、見てくださいませ。
それではまた明日！
