【ウィーンから良い話】後日談ピアノ店にて オーストリア新型コロナウイルス状況

ピアノとヴァイオリン

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オーストリア・ウィーン情報

今日の写真はウィーンの自然史博物館。お天気が良く、お花が綺麗に咲いている日に撮りました。

【ウィーンから良い話】後日談ピアノショップにて

私の生徒、7歳ちゃんが一生懸命に練習し、ご両親が根負け、ピアノを買ってもらえる朗報を先日お伝えしました。→【ウィーンから良い話】

結局私も同伴することになり、先週の週末、ご家族と一緒にピアノショップに行きました。このお店は私もヤマハのグランドを購入し、後付けでサイレントも付けてもらった行きつけのショップです。私は先代の時(30年以上前)からピアノをリースしたりしてお世話になっていました。

ウェブサイトはこちら→ ピアノショップ フェルステル(Klavier Haus Albin Förstl)

待ち合わせの時間に家族全員で到着。優しそうな笑顔のお父さんとお母さん、生徒の7歳ちゃんとお姉ちゃんも興奮で顔が真っ赤っか。

お父様は本当にしっかりしていらして、私がアドヴァイスしたピアノ種についてショップのセールスの女性と事前にメールでやりとりし、準備万端。この女性もきちんとグランドとアップライトのメカの違いを英語で説明してくれました。立派。

やっぱりグランド・ピアノが欲しいと言いだしたのはお嬢ちゃん2人だったそうです。お母さんによると、

「もう、パパは娘たちにメロメロなのよ。私は安いものじゃないし、グランドピアノには特に賛成、ってわけじゃなかったの。でもね、彼ったら『今日一緒にショップに来たいのならば、絶対に“グランドピアノは反対だ“、って言わないことが条件!』って言われちゃったのよ。」だそうです。

7歳ちゃんは特に大興奮で嬉しそうに、ピアノを試し弾きし、そして5分ことに(いやもっと頻繁に?)ママに抱きつき「ああ〜!嬉しくてたまらない」と言っていました。

「私の生涯の中で、今日がマックスにハッピーな時間だった!」と言われて私もママも本当に涙が出てきそうでした。たった7年しか生きてないのに〜(涙)

写真は試し弾きをする7歳ちゃん。右側では写っていませんが、パパがセールスの女性に詳細を確認して、サインをしています。今週はいよいよピアノが自宅にやってきます。

私の子供の頃は親が素人だったし、3歳時の先生はお隣に住んでいたただの音大生、団地に住んでいたので、エレピアンという当時の電子ピアノで弾いていました。その後は木目のアップライトピアノ(多分その値段でグランドの一番小さいものは買えたと思う、が母は音楽無知)、多分高校生くらいでカワイのグランドをもらって、その後何年もローンを払って今のグランドピアノを買ったのはつい最近のような気がします。

だから7歳ちゃんをとても羨ましく感じました。私が育ったのは住宅事情がピアノに合わない日本だし、親御さんは経済的にかなり余裕があるし、世界が違うな〜とつくづく。

でも人それぞれ、楽しくピアノを学んでくれれば趣味であろうと専門であろうとどうでも良いことです。そして私の言うことを信頼して、親御さんが安くない楽器を購入してくれるのは、ありがたいことだといつも感謝せずにはいられません。こんな巨大なモノを買うことは日常のことではないですからね。

オーストリア・新型コロナウイルス状況

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オーストリア保健・食品安全機関 (AGES)のダッシュボードより

先週火曜日からダッシュボードは保健省からオーストリア保険・食品安全機関のAGESに引継がれています。それに伴い、約2,000人の回復患者が新制度に登録されていない為、現在の感染者数が飛躍的に増えています。

  • オーストリアの累計確定病例数は56,591人(10月11日14時現在)
  • 住民10万人あたりの過去7日間の新規陽性発生数は83件
  • 入院治療患者数は561人、集中治療室患者数は97人
  • 現在の患者数は13,670人
  • 合計869人が死亡しています

(ORF.atは常に疫学報告システム(EMS)の数値を元に報告しています)