オーストリア ウィーンから「ドキドキのコロナとんでも体験談」

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オーストリア ウィーンから「ドキドキのコロナとんでも体験談」

いつものように、薬局にコロナの抗原検査を受けに行きました。
水曜日の話です。
2日前の月曜日には抗原検査を受け、
陰性の結果をもらっていました。

火曜日は、生徒の数はゼロ、特に人に会うこともなく
普通に過ごしました。

そして水曜日、早朝に抗原検査を受けました。

今回は鼻からではなく、喉の奥から取るというもの。
比較的簡単で、痛みもゼロ。
これは絶対に鼻からよりも
おすすめです。

結果をもらいにいくと、全身防護服を着た男性
私を呼んでいます。

「なんじゃ」
と思って近づくと、

「残念ながら、検査結果でこのように
2本目の線がうす〜〜〜〜く出ています」

「はあ?」

検査結果は、陽性ならば二本の線がくっきりと現れます。
私の2本目の線は髪の毛よりも細く、情けなく、本当にうす〜〜〜〜〜〜く出ているではないですか。目を凝らさないとわからないレベル。

薬局の全身防備服をまとったおっさんが、
(もう、おっさん扱い
*この人にはちょっと因縁がある)

「多分ね、あなたは陰性だと思うんです。でも、ちょ〜っとでも線が現れると
陽性としてウィーン市に報告しなければならないんです」

「え〜〜〜〜、なにそれ。ちょっとはっきり知りたいんですけど!!!
私、コロナなの?????」

もう、バリバリ元気だったのに、急にクラクラして熱っぽくなってきました。

家に帰って慌ててコロナのサービスデスクに電話をしました。

抗原検査は陰性の場合は100%に近い数値で陰性なのだそうですが、「陽性」と出た場合は誤りも多く、再度PCR検査をすることになっているそうです。

すぐにVeloceというデリバリーサービスがやってきて、PCR用うがい用検査のキットを届けてくれました。そして、うがいしたモノを試験管をデリバリーのハンサムなお兄さんに渡します。その間、ドアの前で待っていてくれます。

結果は48時間以内に電話のSMSで知らされるとのことでした。
その日のうちに結果は届かず、かなり嫌な気分で過ごしました。

娘の抗原検査の結果は陰性

年がら年中、ビッタリくっついている私たちなので、あの子が陰性で私が陽性なのは絶対に怪しい。。。。。。

そして金曜のお昼頃、やっとAGES(オーストリアの食品衛生安全庁)から正式な結果が届きました。

陰性

もうね、結果が来るまで、行きた心地がしませんでした。
電話の前でガッツポーズをしてしまいましたよ。
私の「イエス!」の呟きが相手にも伝わったと思います。

かかってしまえば、こんな無症状の状態ならば、かえってラッキーなのかもしれませんが、生徒もあるし、大切な人に会う予定もある。
それに、たった火曜日の1日、スーパーに行った以外、誰にも会っていないのにどうやって感染するの?
あれで感染していたら、原因不明でその方が怖いかもです。

とりあえず陰性結果が出て、安心できました。
嬉しかったです。

この一連の騒ぎで、ウィーン市コロナ関係部門の人とたくさん電話で話したのですが、みなさんありえないレベルで親切で丁寧でした。本当にウィーン市役所は変わったと思います。サービス精神200%で、結果が遅かった不満はありますが、(PC障害だったそう)つくづく良くオルガナイズされていると思いました。

陽性が出た場合、別に症状が重くなかったり、無症状だったりするとたった10日間の自宅謹慎でハイ、おしまい!なのですが、やっぱりかからないに越したことはありません。今まで以上に気をつけようと思いました!

読んでくださってありがとうございました〜!

*この薬局の男性なんですが、なぜか私とかなり相性が悪いのです。

とても優しくて感じの良い人なのですが、彼の薦める薬は大抵はずれる。
全く効かないか、かえって悪くなる。他の店員さんだと問題ないんですが。。。。

きっと私の検査したのも彼なんだろうなと思うと、こういう訳の分からない相性の悪さをなんとなく感じてしまう私です。あの薬局は近くて好きなのですが、検査に行くのは他の薬局にしようと思いました。。。。。