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オーストリア・ウィーンから最近の話題/コロナ禍ワクチン詐欺と強制送還
ウィーンで発売されているFFP2マスクについて
現在、ロックダウン中のオーストリアですが、
この状態に不平を言いながらも、
かなり慣れてきている自分がいます。
そう、FFP2マスク情報ですが、
左のマスクよりも、
スーパーで売っていた、この
右側のマスクの方が
私にはつけ心地が良いです。
個人差があるので、
ひとつの種類をたくさん買ってしまわずに
いろいろ試していただくのが
良いかと思います。
今は、どこでもFFP2マスクは手に入ります。
以前、マスクの義務化でお伝えしたように、
ネットでの購入はお気をつけてください。
オーストリア、コロナ禍での詐欺に注意!
さて、これと同様の詐欺がどこかの国で起きていた旨、ネットニュースで読んだことがありますが、なんとオーストリアにも出現しているようです。
ウィーンにて、詐欺師が高齢者に電話をし、自宅での予防接種の予約を受け付けているようです。しかしながら、もちろんそのような予防接種キャンペーンはありません。
自宅での接種は絶対にあり得ないので、信じないようにしましょう。
医師会では、このような通報があった場合には、警察に連絡するか、かかりつけ医に相談することを推奨しています。
詐欺、だかどうだか定かではありませんが、私の元に数日にいっかいはオンライン・コンクールの案内がきます。ウェブサイトも一枚だけみたいなもので怪しいなと思いながら見ていますが、この手のオンライン詐欺もあり得るかもしれません。
みなさん、コロナ禍を利用した詐欺行為に気をつけましょう。
3人の女子学生の強制送還
ここ数日のウィーンはこの話題で持ちきりです。
ざっくりいうと、女子生徒3人がグルジア・アルメニアへ強制送還されることになったのですが、これが人道的でないと社民党、ネオス、緑の党が猛反対し、撤回を求めているのです。昨日はヴァン・デア・ベレン連邦大統領までがコメントを出していました。
法的な書面を全て追っているわけでないので、詳しいことは知らないのですが、私が思うに
「不法滞在であるのに、何故にこんなに成長するまでオーストリアに滞在出来ていたんだろう?」ということです。
ここで育ち、本当の故郷を知らない子供達。
この子達をこの状態で放っておいた行政機関に責任はないのでしょうか?この歳になってなんで今更。子供のうちにこの結果を出していたらこんなことにはならなかったのでは?いちばんの被害者はこの女子たちです。この子達の本当の故郷はオーストリアになってしまっているのですから。
生まれてくる環境を、子供は選ぶことができません。
誰かが救いの手を差し伸べ(養子にするとか!)法的に正しくここに滞在できるようになると良いと思います。強制送還の人が出るたびにデモをしていたら大変なことになるでしょうし。
長年の間、難民申請の結果をもらえず、その間働くことも、病気になることもできなかった人を数人知っています。そのような人たちのトラウマは想像を絶します。
パスポートがない=自分は存在しない、という感じです。
簡単には解決しない問題だと思いますが、生まれた国によって人間の人生は本当にある程度決まってしまうのは怖いことです。