ウィーン市庁舎広場で映画祭のついで(?)にワクチンを受けられる、ありがたい件について

オーストリア・ウィーン情報

ウィーン市庁舎前広場の写真。ここに大きなスクリーンと客席が設置され、夏の間はオペラや演奏会のフィルムが上映されます。

ワクチンを嫌がる人にとっては、別にありがたくない話でしょうが、ウィーンでは本日より、予約なし、そして無料でウィーン市役所広場でワクチン接種を受ける事が出来るようになりました。ドイツ語がわかる方はこちらをどうぞ。

本日、7月3日(土)からウィーンの市庁舎広場で毎年恒例のフィルム・フェスティバルが開催されるのですが、なんと今年は、COVID-19の予防接種を受けることができます。

市庁舎広場に予防接種ボックスが設置されて、事前の登録は必要なし。18歳以上であれば、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチンを受ける事ができます。
このワクチンは、ご存知のように1回受けるだけで免疫が得られます。

18歳未満の人には、Biontech/Pfizer社のワクチンが用意されています。この場合、2回目の接種はオーストリアセンター・ウィーンで行われます。この予防接種キャンペーンは、9月4日までの映画祭期間中、17時から22時の間に実施されます。

ワクチン接種については、日本では反対なさる方も多いようですが、私としてはやっぱりコロナになって重症化して長引くのが怖いので、受けました。ここオーストリアでも恐れられているのはあの、「デルタ株」です。そのため、ウィーンでも夏の間、予防接種センターに加えて、このようなキャンペーンを実施し、接種者を増やす努力をしています。
うちの長男長女もたぶん、ここでJ &Jを受けます。

市役所の広場で予防接種を受ける際に必要なのは、身分証明と、もし持っていれば保険のEカード。予防接種ボックスを5時間開けると、1日に最大200人が接種できるそうです。
(期間中の混雑状況に応じて営業時間が変わることもあるそうですが)
摂取を希望なさる方は行ってみると良いと思います。