音大生でも卒業後でも卒業前でも、自分と同じような人と付き合うと楽だ、というお話

ピアノのお部屋

音楽を専門にやっている、やっていないに関わらず、人というものは出来るだけ自分と同じ価値観を持った人のそばにいると楽だ、というお話です。

よく、音大、特にピアノやヴァイオリンなど、膨大な(笑)練習時間を必要とする楽器を専攻している人が、まったくクラシック音楽に関係のないパートナーと一緒になると、本当に大変、という話をよく聞きます。

クラシックの世界を知らない人に言わせると、「え〜、1日に5時間も練習するの?なにそれ、あり得ない!デートもできないじゃん!」ということになるのです。

なにも練習っていったって、4時間や5時間、ぶっ通しで弾きっぱなしではないのです。午前中2時間、午後2時間、夜2時間だったら、あ〜っという間に6時間となるのですが、一般の人にはわからない。頭がおかしいんじゃないか?と思われてしまいます。

「ダメだよ、人生、練習ばっかりしてちゃ。もっと人生を楽しまなければ!そうしないと音楽的にも成長しないよ!」という言葉は、ある一定の人には有効な言葉ですが、まあ、コンクールや試験前なんて、人生楽しんでるだけでは合格できない事実があるのです。

さてさて、そんな感じで、せっかく仲良くしているパートナーとも、こんなな感じで一緒にいることが苦痛になり、さよならになっちゃう、さもなければ、相手に合わせて練習時間がごっそり減って、下手になっちゃって、プローべも落ちちゃうし、良いことない、私いったいなにやってるの?ということにもなりかねません。

大切なのは「自分をしっかり持つこと」だと思います。
誰がなにを言おうが、私はこうすると決めているのだから、影響されない、という意志です。これがないとお友達やパートナーの発言に、いちいち惑わされて心がぐらぐらになってしまいます。

かなり昔ですが、ある音大生が、「〇〇ちゃんって、ヴァイオリンの話しかしないのよ。絶対おかしいよね」と言っていました。留学して、上手になろうとワクワクし、切磋琢磨する事を楽しんでいるその学生と、「そんな子ヘン!」と思う、レストランやクラブ三昧のお嬢さんとは、もともと価値観が全然違うので、どちらが正しいという話ではなく、ただ単に、合わない。一緒に行動してもお互い全然楽しくないのです。そういうこと。

だから自分を持って、したいと思う行動をするべきだと思います。そうすると、自然と周りには同じような人が集まってくる気がします。なにも人とつるむ必要なんてないです。よく、音楽をやっていて「お友達ができない」と嘆く学生に出逢いますが、気にすることはないのです。まずはやるべきことをやっていれば、間違いないのだから、と私は思います。