夏休みももう終わり、秋の再会で子供がタケノコのように背が伸びて毎回度びっくりの件

ピアノとヴァイオリン

秋というにはまだまだなのですが、やってきました第一弾。
なんと朝の7時にピアノの生徒男子、マックスくん(仮名)のベビーシッター女史から電話がありました。彼女は私が超早起きなのを知っているので、こういう時間でも結構平気でかけてきます(笑)彼女は仕事が的確で、とてもきちんとしているのでどの家庭からも大変愛されている有能なベビーシッターなのです。

「ごめんなさい!こんな早くに。でもマックスの学校が今日始まって、マダムが今日からピアノのレッスンはどう?って言ってるの。電話するの忘れちゃってて、今日の午後、レッスンに行ってもいいかしら?」

ひょえ〜、彼の学校はもう始まったんだ。もう夏も終わりだなあと思いながらも、時間を決めていきなり今日のレッスンとなりました。

まあまあ、出迎えてみてどびっくり。
いつものことですが、夏のバカンスを終えて、子供と再会すると本当に背が高くなっていて驚きます。彼も7センチくらい成長したそうです。たった2ヶ月なのに〜〜〜。

「ピアノ、弾く時間なんてあったの?」と聞くと、もちろん答えは元気よく、「残念ながら全くなかった!!!」バカンス先の故郷、イタリアもポーランドもピアノはないそうで、まあ、そんなのはどうでも宜しい、楽しくて健康な夏を満喫したのなら、私も嬉しいことです。

「あんまり急だったから、君が何の曲をやってたか忘れちゃったわ。どうする?新しい曲から始めたい?」と聞くと、「いやいや、忘れないでよ、夏前にやっていたこの曲を続けてやりたい」、とのこと。

えらい!私より覚えているではありませんか。(忘れててごめんね)
丁寧に始めから復習しなおします。すると子供はやっぱり運動神経も良いというか、この2ヶ月のブランクが嘘のように、結構思い出して弾けるようになります。

部分練習のトレーニングを数分繰り返して、なんとか取り戻すことに成功。
そして過去にやった曲を数曲しつこく弾かせる。初めはすっかり忘れちゃっていて、本人も焦るのだけれど、リラックスして数分、これも根性を入れてゆっくりやらせるときちんと思い出して、ある程度は弾けるように戻ります。そうすると彼もなんか安心する。

楽しくレッスンを終えて、笑顔でさようなら。
来週からまたクリスマス休みまでレッスンです。喜んでうちに来てくれるのは本当に嬉しいです。あーあ、あんまり急いで大人にならないでね。大学は絶対どっかに留学してお別れになるんだろうから、その間、たくさん楽しもうね!!!