ピアノでもヴァイオリンでも、親が間違った指導を自宅で子供にする場合は本当に困る件と週2のレッスンがコスパの良いワケ

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プロフェッショナルな親御さんがお子さんにレッスンをしている場合は良いのです。もちろん親子なので、毎日の練習そのものがかなりバトルになって、大変〜、ということはアルアルですが、実際にきちんと音大を出て、演奏出来る親御さんがお子さんと毎日一緒に練習する、という事は本当に最高の贅沢で、これはもう、宝です。もちろん、これが成り立つのはかなり難しいのですが、うまく行ったらもう最高。こんな羨ましい話はありません。

娘の知り合いのお嬢さんでも、パパもママもヴァイオリニスト、妹もついでにヴァイオリンをやってます、なんて人はもう、出身国の大スター。ロンドンの工房からストラドを借りてバリバリなんてキャリアを持っています。生まれた時から恵まれた環境です。

しかし、そうでない場合は、やっぱり週に2回のレッスンが理想です。
前にも書いたともいますが、夏前からレッスンを始めたちびっ子生徒くん数人、週に2回来ている子は目に見えて進歩します。親御さんがピアノの先生でない限り、やっぱりうちでフォローするのは難しいのです。昔、自分がちょっと習ったレベルだと、子供には間違った指導法をしてしまうので、教師側からいわせて頂くと、何にもしてくれない方がありがたい。大昔に習った「お手手の中で大切に卵を持つように」なんてやり方を勝手にやられると、指の先端で鍵盤を突っつくみたいな感じになっていたりして、かなりショックです。

書いていて思い出したのですが、私の母も私が幼い頃に、ピアノを全然知らないくせに見様見真似で私に変な指導をして、ピアノの先生から(多分その時代は音大生)「お母様っ、お母様はおうちで余計なことを教えないでいただけますかっ?!」と言われ、非常に憤慨して(自分が悪いのに。。。)「もう、頭にきた、せっかく教えたのに、もう絶対に教えない!」(あたり前だよ。。。)と興奮していたのを幼心に覚えていました。

さてさて、だから本当に、音楽大学をきちんとでて、きちんとした教師でない限りは指導してくれない方がずっと良いのです。子供くらい教えられる、なんて思っていたら大間違えです。私は大抵、絶対に私が言ったこと以外は子供にやらせないで下さい、と親御さんにお願いします。それでもやっちゃうのは、真面目なアジア国の親御さんに多いです。逆効果。それなら私は身を引きますので、どうぞご家庭でピアノを教えてあげてくださいな、と言います。

さて、何が言いたいかというと、出来ないのだから、専門家に任せることです。

それも週に2回のような短いスパンのレッスンだと、たとえ家で練習しなかったとしても、子供はスポンジのように吸収して、上達が早くなります。最終的に見るとこの方がずっとコストパフォーマンスが良いのです。

悪いのは、時たま休んで、また来る、みたいなのです。これは本当にお金を捨てているのと同じで、それなら習わないほうがお金がもったえなくて良いのです。

せっかくお金を払ってレッスンに通わせるのです。
後々のことを考えると、初めは特に集中的に詰め込んだ方が(言い方は悪いですが)コスパが良いです。あっという間に、「あれ、こんなに弾けてるんだっけ?」ということになります。騙されたと思って、やってみると分かると思います。

そして、「練習しようね」とか「聴かせてくれる?」とか言って子供をピアノの前に座らせ、練習にうながすことは大歓迎ですが、自分が子供の時に習ったようなことを、子供に教えるのは絶対にタブーなので注意してください。