ウィーン コロナウイルスの影響 街の様子 3月16日(月)

Hand1オーストリア・ウィーン情報

本日より、コロナウィルスによるによるいくつかの措置が行われ、私達、オーストリアに住む者はしばらくこの生活に慣れる必要があります。先ず、第一に、自由に大人数で外出したりする事は禁止されています。

外出をしても良い場合

  • 必要な食料品を調達するため。
  • その人にしかできない専門の仕事をするために出かけること。 
  • 散歩するため。犬の散歩をするため。
  • 誰かを助けるため。

外出するには条件があります。まず基本的に1人でなければいけません。もしくは家族の構成員と一緒、いずれにせよ5人以上であっては決してなりません。

今日の午前中、私はどうしても仕事の書類が必要で事務所に出たのですが、思ったより多くの人が歩いていました。大きな買い物かごを持った人が多く、週末の買い占めのせいで食料品を買えなかった人達が、買い物に来ているようでした。薬局の前にはあいかわらず相当長い列がありました。アスピリンでも買い占めているのだと思いますが、懲りないなあ、と思います。そのほかはジョギングをしている人、散歩している人がいました。

レストラン・カフェ、公園も閉鎖です。

スーパー以外のほとんどの商店がしまっているため、とにかく静かです。お天気も良くて清々しく、素晴らしい日です。まるで日曜日の午前中のようでした。

しかし気のせいか、どの顔も少し緊張してるように見えました。不思議なことにマスクをしている人が数人いました。とってもおかしかったのは、どこから見ても東洋人の女性ですが、きっと東洋人である事を隠そうとしていたのだと思います、小柄でサングラスをかけ、どこで調達したのかと思うくらいドでかいマスクをして帽子を被ったその姿は、何もしていないよりも相当おそろしく、不気味に見えました。あり得ないレベルで東洋人だとバレバレでした。

本日の感染者数

オーストリアで1000人以上のコロナウィルスによる確定感染数が確認されました。しかし回復した患者の数も8人増加し、喜ばしいかぎりです。これまでに全国で約8500のテストが実施されたそうです。

解雇・雇用・失業者

政府は国内企業のために40億円の援助パッケージをまとめています。数週間にわたりレストランや事務所が閉鎖され、解雇されたり、短時間労働に切り替えられたりする人が増えてきます。オーストリアは社会保障の厚い国ですから、それらの人に援助が与えられ、路頭に迷う事はほぼありませんが、収入が減ることには変わりありません。私が短時間だけ勤務している会社も、家でリモートで勤務ができないような、はっきり言うとあっても無くても良いような仕事は切られる傾向があります。企業も、どの社員が本当に必要で、どれが必要がないかを判断する時が迫られていると思います。

一方、現在開店しているスーパーマーケットでは何千人もの労働者を探しています。オーストリアの大手スーパー、ビラの親会社は一時的に2000人以上の従業員を探しているそうです。商品は充分にあっても、従業員がまわらず、またここから感染者が出ることも防がなければなりません。

リモート・ワーク

ピアノは残念ながら教えられないのですが、今日から家でリモート・ワークです。私の会社ではないのでどうでもいいのですが(ひどい言いよう)こうして眺めてみると、なんと事務所の中に無駄の多いこと。今の時代に紙の書類が山積み。全部クラウドにファイルしておいておけば、すぐに取り出すこともできるし、場所の節約にもなるのに、つくづくオーストリアは日本に比べると遅れているなと思います。今日はズームを使った事務所全体でのカンファレンスをインターネットで行ったのですが、それぞれ家にいて子供が泣き出す家庭もあったり、とても新鮮でした。今に本当に事務所が必要のない時代になると思いました。

そうそう、遠方に離れた生徒さんとズームでレッスンが出来ると日本のピアノの先生からアドバイスを受けました。けっこう楽しいかもしれないですね。