ピアノやヴァイオリンのレッスン室 音響改善について

ピアノとヴァイオリン

現在の状況の件で思うことはたくさんありますが、実際に役に立ちそうな話以外は書かないように、と思っています。ただでさえ多くの情報が右往左往するなか、気軽に書けないな、というのが本音です。

そしてせっかく作ったアメブロのウィーン生活編ブログですが、この時期に、レストランだ素敵なカフェ等をアップする気力がないので、申し訳ないのですが、しばらくお休みになりそうです。

ただただ、願いは「ハイ、おしまい!!!今すぐやめてください!」に尽きます。人間のすることなのに、止められない悲しさをつくづく感じる今日この頃です。これが自然災害なら無力ですが。

よって、今日のテーマはブログの趣旨にのっとって、ピアノやヴァイオリンのレッスン室の音響についてちょっと書いてみたいと思います。

うちに来たことのある方ならご存知だと思いますが、不思議なことに、わがアパートは全てのドアがガラス張りになっています。もともと複数の人数が住むようにはできていないのですね。だって、ドアから隣の部屋が見えちゃうんだもの。きっと30年くらい前に、ちょっとリッチなシングル向きに設計されたのでしょう。

で、何が問題かというと、私のグランドピアノの置いてある部屋です。外に向けた大きな窓があって、左右は隣の部屋ですが、ガラスばり、そして入り口のドアもガラスです。

断捨離に凝って、多くの書類や楽譜の整理をして、部屋の中のモノも減りました。
さて、想像してみてください。真ん中にピアノを置いて、がっつりひくとどんな音響になるか!!!

ごそうぞうとおり、もう、めちゃくちゃうるさいのです。ギンギン音が響きます。頭痛ものです。

がIKEAのウェブサイトを見て見つけたのがこちら。別に「防音」したかったわけではないのですが、試してみることにしました。

書き加えますと、うちはウィーンの古いタイプのアパートで、天井は高く、フローリングで、地震もある日本のマンションとは違いが大きいと思います。

で、娘の部屋の下は誰も住んでおらず、ピアノ部屋の下に住人はいますが「全然気にならないのよ、どんどん弾いてちょうだい」とおっしゃいます。でも、聞こえることは聞こえるので、私の方も遠慮して長時間レッスンしたり練習したりはしません。お互いの心使いです。

娘のヴァイオリン練習は、夜10時までは自由に、と上の住人さんとも話し合いがついています。だから、対外的に「防音対策が必要」と言うわけでは、全然ないのです。

よって、長くなりましたが、このIKEAのカーテンは「防音のため」に購入したわけでなく、あくまで部屋の音響改善のためです(しつこいですね)

上の写真は以前のうちの写真ですが、こちらがカーテン取り付け後のものです。なんか、真っ白けです。これで私が白い洋服を着て、水晶玉でも持ってたら、違うお教室になりそうですが。。。。

防音目的にはお勧めしませんが、ピアノの音響はかなりまろやかになり、蓋を途中まで開けても、Vnと一緒に演奏して、うるさくない程度になっています。あとはグランドの下にカーペットをひいたら完璧だと思います。

多分、今年中には引っ越すことになると思うのですが、それまではこのお部屋で楽しみたいと思います。