オーストリア 特に暑い日のシャワー、入浴時には換気をして一酸化炭素中毒から身を守ろう!

ウィーン生活

ウィーンの素敵なお話を期待されている方には申し訳ないのですが、現実的なおもしろくない話です。
オーストリアに住んでいる方の注意発起になれば、と思って書きます。

さて、これはオーストリアのスタンダード紙の記事です。
毎年、起きるんですよね。こういう事故。
その度に怖いなあ、と思うのですが、今回は今後も猛暑が続くと言う事を想定して怖くなったので書いてみます。

記事をざっくり訳すと、ウィーンの13歳の少女が、一酸化炭素中毒で亡くなる悲劇的な事故が起きた事が書いてあります。

家族がシャワーから戻らない彼女を心配して、みてみると、意識を失った状態だったそうです。
救急隊が蘇生を試みたのですが、残念ながら駄目だったそうです。

ガス給湯器(こちらでいうテルメね)の排気システムが正しく機能せず、一酸化炭素が逆流して室内に充満したことが原因とされています。特に暑い時期には、一酸化炭素中毒のリスクが高まるそうです。そしてエアコン、扇風機を同時に使用すると、これらの機器が室内の空気を吸い込むことで、煙突からの排気が妨げられることがあるそうです。

怖いなあ、と思います。
結構あるの。こういう事故。

ですから、アパートを借りる人は、年に一回のボイラー検査を家主から義務つけられています。
でもお金がない〜とか、もったえない、とか面倒くさい、なんていうのが理由でやらない人がいるのも事実です。このガスボイラーって怖いんですよ、実は。つけると中で火がメラメラ燃えてるし・・・・

めんどくさがらずに年間の点検をする事を強くお勧めします。
そして、暑い時にボイラーが止まってしまったら(危険だから勝手に止まってくれる)きちんと専門家を読んで処置してもらいましょう。自分でちょこちょこ、っとやってしまわない事です。

シャワー、入浴中は窓を開けること、もしくは換気をすること。エアコンなどは専門家に設置してもらうこと、そして新しい窓やドアを設置する際は、煙突掃除業者に相談すること、などが対策なようです。

私は怖いので警報器を買いました
Amazonでたったの17.15ユーロです。一酸化炭素が漏れたら、それはもうすごい音を立ててくれるそうなので、これを設置したいと思います。この設置も義務にすればいいのにね。

いい加減な家主だったり、何もこちらの器具を分からないここに来た手の人たち、どうぞ気をつけてください。あっという間だそうです、天に召されるのは・・・・・