ウィーンにて、フランス・キャリアマダムのピアノ夏期講習状態 私のおうちにて

ピアノとヴァイオリン

その生徒さんは大人のフランス人。
コロナ禍に、ひょんなことからうちにピアノを習いに来てくれていました。
かなりピアノにのめり込んでいたのですが、コロナ騒ぎがちょっとだけ緩くなった途端、キャリア・ウーマンのその彼女は即、仕事に駆り出され、ピアノのレッスンが中断していました。

しかし今は夏休み。
彼女の子供達はご主人と異国でバカンス。自分だけの時間ができた彼女は即、私に連絡をくれました。「旦那と娘が帰国するまでの間、私だけの時間を活用すべく、できる限りレッスンに行くわ!!!」というメッセージを受け取りました。彼女のオファーしたスケジュールを見ると、「本当にこんだけ来るんかい!」というプログラムですが、詳細に伝えてもらえるとこちらも計画が立てやすい。「じゃあ、この期間でこの曲を人前で弾けるレベルに仕上げよう!」と楽しみになります。

彼女はとても活動的で行動的な人です。
私は自分の子供たちがフレンチスクールに行っていたので、フランス人の友人は多いのですが、その人たちに比べると、ドイツ語を学ぼうという意欲はもう、異常と行って良いほど莫大で、ドイツ語も完璧。興味を持ったことは出来る限り挑戦する、チャレンジ精神の塊のような人です。

「秋からは仕事があっても自分の時間を使ってピアノのレッスンに来るわよ!覚悟して!」と言われているので、喜んで覚悟しています。

本当に、モチベーションが高く、楽しく学ぼうとする姿勢の生徒さんは私にとってもカンフル剤の存在です。ありがたいです〜〜〜。