日頃きちんと練習をするってことは趣味の人でも無駄ではないということ

ピアノとヴァイオリン

本日は、「日頃きちんと練習をしているということは、無駄ではないんだ」ということを今更ながら感じたのでお話しします。

今日、ある生徒さんがレッスンに来ました。
彼女はイースター休みに家族でポルトガルで休暇を過ごしました。もちろんその2週間、ピアノを全く弾かなかったそうです。私は、あ〜あ、前の曲は大丈夫だろうけど、新しいのはきっと忘れちゃってるなー、と思っていました。

しかし、いざ始めてみると、思ったよりも全然上手に弾いていました。
私は前にやった曲もかなりしつこく毎回弾いてもらうのですが、暗譜も忘れてない。

彼女は「2週間全く弾かなかった」という罪悪感があるので、ちょっと暗譜が飛ぶと本当に悲しそうな顔をして戸惑っていたのですが、そんなに大したポカではありません。結構覚えているものです。

それでも調子に乗ってくると本当に以前よりさらっと弾けるところも出てきて、自分がまだ覚えていることに本人が驚いていました。しかし、私にとってはあんまり驚くことではないのです。

なぜって、日頃きちんとまめに練習してきたことが、脳内にしっかりと定着しているものなんですね。

だから、いつもコツコツと練習をすることは、趣味であっても大切なんです。
練習って、無意識に私たちの脳を鍛え、楽器演奏のスキルを向上させます。確かにずっと練習しないと、身につけたスキルは徐々に失われるのだけれど、きちんと練習をしていると、結構残るんです。

ピアノやヴァイオリンに限ったことではないですが、毎日少しずつでも練習を続けることで、自分自身を向上させることができます。コツコツの底力ですね。よかったよかった!