ピアノのテクニック オクターブはこうやって練習してみたら弾ける様になるかも、のお話

ピアノとヴァイオリン

弾けないところ、覚えにくいところ、そんな所はちょっと時間をかけたり、工夫をするだけであっという間に弾けるようになってしまう一例です。

さっきうちにレッスンに来た12歳女子の話です。ちょうど、右手がオクターブ連続で、左手が伴奏的な曲をやっています。

右でだけのオクターブを部分練習しても、なんかつっかえるし、硬くなっちゃう。といっても彼女の手は私より全然大きいので(もう、外人、羨ましい。彼女のオクターブは私の6度くらい)物理的には全然可能な曲です。

「じゃあさ、オクターブの上の音だけ、弾いてみてくれる?」
と言って、高声部だけを弾かせます。黒鍵は時たま4の指だったりしますが、ほぼ5の指ですね。簡単にクリア。
「じゃあ、次は下の音だけ弾いてみてくれる?」
と言って、低声部だけ、1の指で弾かせます。

高声部を弾くときも低声部を弾くときも、手の形は広げているような感じ、まるでオクターブを弾いているような形にします。これがポイント。当たり前ですが、絶対に力を入れてはいけません。本当に、指を下に下ろす、だけのようにさせて、数回繰り返させます。芯のある、ピンポイントをつく音、なんて要求してはいけません。

そして、「じゃあ、普通にオクターブ弾いてみて」というとあら不思議、なんの問題もなく、つっかえも間違えもせずに弾けます。

「きゃ〜〜〜、弾けるようになっちゃった!すごいすごい!」と喜んでくれるのですが、これはもう、全然ふつうの練習法で、できるようになるのは当たり前なんですが。

こういう、ちょっとした部分練習で、一見難しそうなオクターブの連続が弾けるようになるので、試してみると良いと思います。