本番に備えて、身体と心を整える。ピアノやヴァイオリンで緊張を緩和し、良いパフォーマンスを行うためにはやっぱりみんながおすすめのアレが効果的

ピアノ塾

昨日は、演奏家はアスリートと同じ、大切な本番に備えて身体を整えることが大切だ、という事について書いてみました。
本番にそなえて食事に気をつけたり、時間帯を本番に合わせたり、気をつけるべきことは沢山あります。
さて、身体のケアに加えて、さらに大切なのはメンタル・ケアです。これに関してもできるだけ早くから準備することが大切となってきます。

本番である程度緊張したり、あがるのは当たり前です。
でもガッチガチに緊張して、本番中のことは頭が真っ白でなにも覚えていない、ガタガタ震えて、全く実力が発揮できなかった!なんてのはもう、本当に悲しいです。

最高のパフォーマンス、とは絶対に言いません。それは欲を出し過ぎ。すなわち、出来るだけベストなパフォーマンスができるように準備したいものです。

多くの人が「これは効果があったよ!」とか「絶対におすすめ!」といっていても、なかなかみんなが手を出さないことの一つに「瞑想」があります。私もはじめは「なんか怪しげ〜」と思っていたのですが、ちょっと興味もあって、手に取ったのがこの漫画。これがきっかけで、瞑想を始めることになったのです。どっぷりこのメソッドにハマって信者、というわけでは全然ないのですが、導入には私には最高でした。漫画なので数十分で読めます。

毎日、朝と晩、20分から30分、数ヶ月、約1年くらいですが瞑想をしていました。今はサボり気味ですが、大切なことがある前には絶対に行っています。効果のほどというと、

まず大きな現象としては、「バカみたいな緊張をしなくなった」ということです。
バカみたいな緊張というのは、「足が震える」「汗をやたらにかく」「頭が真っ白になる」「舞台での記憶がない」などです。本番である程度の緊張は絶対に必要ですが、これらの現象は不必要なものです。

理想的な緊張とは、集中力を生み出し、素晴らしい結果を生む効果もあるのですが、これらの身体に起きるネガティヴな現象は、あってはならないものです。

舞台慣れしていない人のコンクールで、かなり悲惨なものを数回見たことがあります。喘ぐような嗚咽を吐きながらのヴァイオリン演奏、蒼白になって、暗譜が飛んで、耐えきれなくなって舞台の袖に逃げ帰った人、演奏後に泣いてる人(これ、本当に不思議なんですが、日本人に多い)メンタルのトレーニングをきちんとしていないと、舞台慣れしていない人には地獄の結果が待っていることも多くあります。そのためには、本当に瞑想はおすすめです。

その他、これらの本もおすすめです。

瞑想の効果として、大きなことのひとつに、「漠然とした、意味のない不安がなくなった」です。
具体的になにがある、というわけではないのに、なんとなく不安。こんな気持ちが以前はあったのですが、今は「ど〜〜〜ん」って感じです。別になんも不安じゃないし、怖くもないです。何か起きるべき時は起きるし、それに対する対処法は絶対にある、という自信があります。

瞑想をすると呼吸法をつかめるので、これも効果的です。
ああ、気が動転してるな、と思ったら、すぐに気持ちをチェンジすることも可能です。

しかしこれらは、自分で体験してみないと絶対にわからないものです。騙されたと思って、3分でも良いので色々なソース(YouTubeやネットや本)でご自分に合った方法を見つけて瞑想を試してみてください。助けになると思います。
あがり、についてはこちらでもちょっと書いていますので、興味のある方はどうぞ。