ピアノ 小さな子供を初めから教える幸せ

ピアノ塾

違うところからの紹介で、4歳のおちびちゃんが数人うちの門下に入りました。
私がピアノを教えるのが可能な年齢は、だいたいこのくらい(右の2・3・4の指でちゃんと黒鍵(Fis ・Gis・ Ais)が押さえられることが理想)

これ以下の年齢になると、手が小さすぎて指が弱く、果たして「ピアノ」という楽器をはじめても良いのかという疑問が私の中にあるので、ちょっと難しい。
これが分数楽器のある弦楽器と全然違うところです。(ピアノに分数があったら、どうなるんだろう)

手が小さすぎる、弱すぎるので実際にピアノを弾く、という行為が難しいので、リズムを叩かせたり、歌わせる、「リトミック」というレッスン方法もあるのでしょうが、私の場合は特別なケース以外、実際に弾ける年齢のみでレッスンしています。

さて、最近入ったマックスくん4歳。(仮名)
はじめは、ああ、まだ4歳なので人間になっていない動物状態かしら?(本当に失礼なんだけど、小動物のように可愛い)と思ったのも束の間、ピアノが楽しいようで、レッスン3回目にして「鍵盤上のどの音がどの場所」かを全て理解し、お父さん(フランス人)のギターと一緒に練習して、フランスの童謡「アヴィニョン」を2の指だけですが、弾けるようになってやってきました。

まずはノンレガートで手首を柔軟に無駄な力を入れずに打鍵できること、をクリア。
子供は真似っこの天才です。ピアノの蓋でまずはノンレガートの打鍵を真似してやらせて、そして鍵盤で実行する。

一定のテンポを保てずに、早くなってしまうので、「ゆっくりゆっくり、私の伴奏と同じテンポで、合わせながらゆっくり弾くんだよ」といって私が亀のテンポの伴奏をつけると、きちんと合わせる。その際、伴奏は普段であれば要らないような不必要な借用を入れまくって、猫でも感激するようなものを、あらかじめ考えておくのがコツです。

初めから終わりまで、一定のテンポでゆっくり弾くということは初期のレッスンでガッツリやると後が楽なので、美しい伴奏をつけて子供の興味を引く、というのはかなり良い方法なのでオススメです。

ノンレガートが出来るようになったら、レガートへと進みます。これをきちんと教えれば、ぶっ叩くような事はしない子供に育ってくれるようです。初めが本当に肝心なので、忍耐を持って、様子を見ながら、ゆっくりと確実に教えていきます。

かなり久しぶりにおちびちゃんの生徒を教えて、再発見することもあります。
それにしても毎週、あの可愛い、明るい笑顔を見ることができるのは最高に嬉しいです。