ピアノでもヴァイオリンでも、正しい努力は報われるという現実と自分の直感を信じることの重要性

ピアノとヴァイオリン

*今日の写真は、ウィーン国立歌劇場*

趣味で楽器を楽しんでいる方々、そしてプロフェッショナルとして切磋琢磨している方々、多くの人が日々、努力を積み重ねていると思います。楽器の教師としても同じこと、ご自分で全く演奏をしないで(コンサートをする活動という意味ではなく)教えていらっしゃる方は多分いらっしゃらないと思います。

演奏に関わる人が誰でもぶち当たる壁、それはもうアルアルの、「こんなに努力しているのに、どうして上達しないのかしら」という悩みです。

これね、大丈夫です。
努力はなんらかの形で報われるものなのです。パレートの法則って聞いたことがありますか?別名80対20の法則、とかいわれたりしますが、私はこれを勝手に、自分の都合の良い良いようにアレンジして解釈しています。以下、間違ってるかもしれないけれど(汗)勇気つけになれば、それで良し、としているのでご勘弁を。こちらに正しい法則が乗っていますので、興味のある方はどうぞ。

演奏家の多くは100%の仕上がりを目指して頑張るのですが、まあ100%なんてそうそうあり得ない。特に数字で結果のでない芸術の分野では何をもって100%か?、となります。でも、100%を目指して頑張っていると、気がついたら80%は出来上がっていて、それその80%は結構レベルの高い素晴らしい仕上がりになっている、ということです。もっと勝手に解釈すると、正しく努力してる場合、20%の努力でかなりイケてるところまで到達できるであろう、ということです。(本当に間違った捉え方かもしれないですが)

でも、なにが言いたいかというと、その「努力をやめたらNG」ということです。
自分でも気がつかない間に、あなたは今78%のところにいるのかもしれません。明日80%に到達して、「え?やだ、弾けるじゃん、ここ!!!」みたいになる可能性は大なのです。

努力をやめない心、自分を信じる心を持ちましょう!

さて、ここまで書いていて、これから書くことはちょっと矛盾しているかもし得ませんが、以下も大切なことです。

「頑張っても頑張っても、毎日8時間練習しても上手くならない」これって、昔の私のようですが、このような極端な場合、自分の直感を信じましょう。当時の私は悩むだけで気が付きませんでしたが、「おかしい、あり得ない、変だ!」と思った時は、積極的に解決方法を探し出す努力をしましょう。