オーストリア 新型コロナウイルス(外出禁止から21日)イースター条令の矛盾

オーストリア・ウィーン情報

オーストリア 新型コロナウイルス(外出禁止から21日目)

オーストリア 新型コロナウイルス アップデート

オーストリア 4月5日(日)午前8時(オーストリアリア国営放送ORFコロナ・データのウェブサイトより。毎日午前8時と午後2時半頃にアップデートされます。)のアップデートです。

検査を受けた人数: 108.416人
確定症例: 11.767人
回復事例: 記載なし
死亡事例: 204人

オーストリア 社会・保健・介護・消費者保護省のウェブサイトによると(4月5日午前10時)

確定症例: 11.821人
ウィーンでの入院患者数: 192人 そのうち集中治療患者数: 42人
まだまだ油断できない事態ですが、昨日のオーストリア国営放送のニュースによりますと、はじめて回復した人数が新規陽性患者の数を超えました。上のリストを見ると、ウィーンでは入院患者数と集中視聴患者数が昨日より減少しています。これは喜ばしいことです。

オーストリア保健省による「イースター条令」の混乱

保健省が週末に出した「イースター条令」多くの人に混乱を引き起こしました。

この内容は、ざっくり言って、同じ世帯に住んでいない限り、1つの部屋に5人以上の集る事を禁止する云々という内容なのですが、まず私達の思った事は、「え?そもそも外出禁止じゃなかったの?」ということです。昨日書いたように、外出の条件は以下に限られています。

  • 自身の生命や財産に差し迫った危険を避けるため。
  • その人にしか出来ない仕事のため(可能であれば在宅勤務)
  • 日常生活に必要なことをカバーする為、例えば食料品、生活必需品の買い物に行くことや薬局、医師訪問、治療、ペットのケア、ATMに行くため。
  • サポートを必要としている人々を援助するため。
  • 散歩やジョギングのため。(ただし自分だけで、または同じ世帯に住んでいる人、ペットと一緒に。)
しかし、「こういう令を出すのだから、本来、お友達とかを訪問しても良かったんじゃない?」「ピアノのレッスン、してもいいんじゃない?」「5人までだったらカンマー(室内楽)の練習もできるじゃん!」という考えも湧いてきて当然です。「お茶会、できるじゃん!」等々、

しかし、ウィーン大学の法学部に通う息子が、それを聞いて私に言った言葉が、

「なに言ってるの?そもそも屋外でさえ人との距離を1メートル以上開けなくちゃいけなくて、会話も15分までって定められてるのに、密室で5人で1時間とか室内楽するの?想像できない、ありえない。そもそも外出条件満たしてないし!!ダメに決まってるでしょっ!」

まあね、でも外出禁止でふつふつとしている音楽家がこういう考えに至るのも、この異常事態での中、結構普通じゃないの?妄想ぐらいさせてよと思うのですが。

いずれにせよ。よくよく考えると腹が立ってきました。「何、この良い加減な、矛盾した条令は❣️」

そう思ったのは私だけではなかったようです。

結果 保健省の言いたかった事は

昨日のORFのニュースに保健省のアウアー氏がインタヴューに出ました。司会者に、「じゃあ、イースターに家族や人を招待して良いということですか?」等の質問を受けて、アウアー氏はかなり困って、それらをはっきり回答することはできませんでした。恥ずかしそうに、「そのお答えは、月曜日に…。」と言って終わりました。

保険省は何が言いたかったかというと、これまたざっくり、

週末にふとどきな人間達による「コロナパーティ」が多く行われ、多くの人が罰せられました(まあ、罰金)

これを避けたい。せっかく外出禁止措置を行い、感染者成長率のパーセンテージが下がってきているのに、それに逆行する無責任な人達による行動で、今までの努力が台無しになってしまう。これにに尽きるようです。

イースターを理由に多くの人が集合することを危惧してだしたものでしたが、これが多くの人に混乱をもたらしてしまったのです。

保健省大臣のアンショーバーはその後、一連の混乱を認めて、正式に月曜日に説明する事を発表しました。

やれやれ。。。

今日も素敵な日にしましょう!