楽器購入 教師がリベートを受けてウハウハって話はありですか?楽器購入のお話をちょっとばかり

ピアノ塾

*写真はオーストリア中央銀行の御用達工房です。ここには億を超える楽器がごっそりあるので、工房自体が金庫のようになっています。すごいね*

私が数日前、この記事を出した時に、Twitterで「日本では生徒に楽器を買わせて、そのリベートを取る教師がいるから、先生にピアノ購入のアドバイスを受けるのはNG」という投稿を見ました。「うっそ〜、でも確かにそんな話、日本にいるときに聞いたこともあったかも!」とは思いました。「そろそろフルコンで練習なさいね〜」なんて言われて、狭い日本のたたみの部屋にフルコンを入れて、床が沈んだ、ようなお話。。。今でもそんな神話はあるのでしょうか?

私が生徒に紹介する楽器店は、購入、またはリースする顧客(生徒)にある程度の値引きをしてくれますが、私にキャッシュが流れることはありません。そんなのがあったら素晴らしいですが、聞いたことないです。
私がその楽器店で何か、グッツ(ピアノの椅子とかね)を購入した場合は、お得意さんなので少し安くしてくれる、というオファーはありましたが、本音を言うと、ネットで他のお店で購入した方が安いので(ごめんなさい)そちらで頼むことの方が多いのです。

ヴァイオリンなどはシビアで、教授のいう楽器や弓を買わないとクビ、という話を日本で聞いたことがありますが、これもどこまで本当の話かわかりませんが、ちょっと神話っぽいです。こちら(ウィーン)では私の知る限りでは聞いたことがありません。だいたい、欧州のヴァイオリンの学生の多くは日本と違って、そんなにお金持ちではありません。もちろん、教授が楽器を生徒に勧めることは多くありますが、教授も馬鹿ではないので、学生の経済力などを見て、オファーします。経済力のある学生に、良い高い楽器をオファーする、ということは当然ながらありますが、教授がその見返りとしてキャッシュを受けるという話は、聞いたことがありません。

娘は大昔、弓をある教授を通して購入したのですが、「予算は?どれだけ出せる?」とはっきり聞かれ、その値段で良いものを購入しましたが、別に彼にリベートが入ったわけでもないし、まあ、彼の名前のおかげでバッタモノ(偽物)をつかまらせられる、ということがなかったので感謝です。(これが一番ありがたい)

ピアノはウィーンにいるとベーゼンドルファーやシュタインウェイなどの良い楽器が、日本より安く購入できるそうです。留学生で、こちらで楽器を購入して日本に帰国して運んで、税金や輸送代を考えても、安かった、などという話を聞くので、機会があればこちらで購入するのも良いのかもしれません。調べてみる価値はあるかも。

ヴァイオリンも、もちろんこちらで購入する方が安いのですが、どっちにしても良いものはシュタインウェイやベーゼンドルファーを遥かに超える、非現実的な値段なので、うちみたいな家庭は貸与しかありません。日本ではストラド級の楽器をリアルに個人で購入できる学生さんがいらっしゃるので、本当にすごいなあと思います。日本の音大生とこちらの音大生の経済差はかなりあります。

いずれにせよ、楽器購入は慎重に。。。。ですね。