オーストリア タブーに思われがちな音楽大学教授のレッスン料について 留学前のご参考に

音楽留学

昨日、某音楽大学の教授が娘に電話をかけてきました。

かなり長く通話していたので、何があったのかしらと思ったら、
プライベートでのレッスン料金についての質問だったようです。

その人は自分の音大の門下以外からレッスンを頼まれることも多く
「お金を取るのもなんかなあと思い」
(真面目なかた。。。。)
きちんとした金額を設定したことがなかったそうです。

しかし、多くの教授がお金を受け取っていることを知り、
「自分もやっぱりもらおう!」
と思ったそうです。
教えた対価を受け取るのは当然の権利なので当たり前のことです。

そして娘に聞きたかったことは、具体的で、
「自分だったらいくらくらい請求してOKだとおもう?」
でした。。。
娘は「あなたは音大教授の他に○○もしているし、○○のコンクールでも入賞しているし、
現役で演奏をすることもできる。
最低€180請求して誰も文句を言わないと思います」
私から見ても、かなり正解の金額だと感じました。

その件にヒントをもらって、今日は
音楽大学の教授、もしくは超有名な演奏家のレッスン料
について書いてみようと思います。
レッスン料については、まるで語ることがタブーのように思われがちですが、
留学したい人たちに真っ先に聞かれるのはまず、レッスン料のことです。
入学前は払うのが当然なので、タブーも何もないと思うので書きます(笑)

*弦楽器・ピアノ以外については知らないので残念ながら書けません。
多分、以下の金額より安いと想像しますが。。。。
そして日本の音楽大学の現状を知らないので、それにも触れません。*

私の知る限りで書いてみると、
ユダヤ・ロシア系の教授連は、生徒によって料金が違う場合が多いです。

教授と同国出身だと破格だったりしますし、個人的に強い結びつきができると安くなったり、
無料になることも多いです。個人同士の繋がりがとてもレッスン料に影響します。
心をゆるす生徒からはお金をとらない教授も多いですが、そこまで行くにはかなり研鑽を積んで実力をつけ、友人関係近くになる必要があります。

名のある国際コンクールの審査員をしているとか、入賞者を多く出しているような教授だと最低でもワンレッスン€200〜(2万5千円くらい?)というところでしょうか。
私の聞いた最高額は€450です。

普通の国立音大の教授レベルだとだいたい€100〜150くらいからのようです。

オーストリア出身の教授はレッスン料が無料という例がいくつかあります。
私の知る数人の元音大教授は全くレッスン料を取りません。

そういう教授先生達は昔の契約を持っているので、音大でのお給料がかなり高いからだ、とおひとりの先生はおっしゃっていましたが、要は

「芸術を伝えるのに、金は取らない!」
という、かっこいい姿勢によるもので尊敬ですね。

EU国の国籍を持つ人は、例えば国立音楽大学に入ってしまえば教授にレッスン料を払う必要がないのでそれは大きな特典です。
夏休みやクリスマス休暇などで特別にレッスン料を請求するのも本来であれば違法です。(取ってる教授もいるらしい)
音楽大学の授業料についてはこちらにまとめてあります。

ある教授に習っていて、本来だったらレッスン料、数百ユーロのレッスンを毎回無料で受けていると考えると、大学に入るということは素晴らしいことです。
税金が有効に使われていて、払っていて良かったな、と思います。

日本とのレッスン料の扱い方の違い、などはこちらにありますので、興味のある方はどうぞ。