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オーストリア コロナ後の生活
今日の(5月15日)ウィーンはめずらしく雨でした。ここのところ良いお天気が続いていたので少し休憩です。
オーストリア 芸術文化部門での今後の暖和
コミュニケーションの悪さ、文化・芸術方面で補助金等の成果を大きく出せず、批判を受けていた文化・芸術副大臣ルナセック氏が辞任しました。後任は来週発表となります。
コグラー副首相とアンショーバー保健大臣は、文化芸術部門に関する段階的な緩和を発表しました。8月1日から、最大1,000人の訪問者がいるイベントが可能ですが、条件によります。さらなる詳細は5月25日に発表されます。
文化芸術の分野では、他のすべての分野と同様に、2週間ごとのステップで暖和が行われます。
- 5月29日から、屋内および屋外で最大100人、7月1日から最大250人でイベントが許可されます。同時に映画館も再開できます。
- 8月1日には、最大500人の参加者が集まるイベントが再開。特定の条件下でより大きなイベント(500〜1,000人)も可能です。上記のすべての段階で、1メートルの最小距離を考慮する必要があります。
コンサート業界は困難
今後数か月はコンサート業界に厳しい時期となります。アンショーバー大臣によれば、観客が着席しないイベントは「長くは不可能」
コロナでなくても半地下で隣の奏者との狭い距離で演奏するオーケストラは「密」中の「密」。かなり不可能に思えます。ソロや小さな室内楽の演奏会でも観客が1mの距離を開けて着席するとなると、何人が入れることになるのでしょう?それでも出来ないよりはかなりマシです。平日のクラスコンサートなんてどっちにしてもこんな感じですから。随分進歩したと喜びたいです。
オーストリア、レストラン・カフェの再開
さて、今日、15日金曜日より、再び店内で食べたり飲んだりできるようになりました。今まではテイクアウト、デリバリーサービスのみ可能でしたが、やっと店内で飲食出来ます。しかしそれにはいくつかの条件がつきます。
全ての飲食店は午前6時から午後11時まで開店することが許されています。11時には閉店しなければいけません。
最高4人と未成年の子供がひとつのテーブルにつくことが出来ます。大きなミーティング用の食事はまだ許可されていません。
塩、胡椒、ナプキンホルダー、ナイフ・フォークが入っているバスケットのような今まで普通に置いてあった顧客が共同で使うようなものを置いてはいけません。
レストランに入店する時、お客はテーブルに着くまでマスクを着用しなければいけません。トイレに行ったり、レストランを出るときに着用する必要はありません。レストランの従業員は、顧客と話すときにマスクを着用しなければいけません。そのほかの従業員、例えば厨房や倉庫でのマスク着用ルールは雇用主と従業員が同意で決められます。
顧客と顧客の最低距離は1mです。グラス・フェールドがある場合は例外となります。
条件付きで許可されています。
テーブルをリザーブする「義務」はありませんが、多くのレストランは予約を入れることを希望しています。
*例えばレストランLandhaus Bacherはこの規制により、顧客の収容人数は約25〜30%現象するそうですが、従業員約20人全員が復職するそうです。
今日のおすすめ/もち麦
みなさま、「もち麦」ってご存知ですか?
私は今日初めてYouTubeで知りました。ある、ムキムキ・ブロガーの方が、ダイエットに良い食品として、3位に全粒粉のパスタ、2位にオートミール、そして1位にこの『もち麦』をあげていたのです。自分で食べたこともないのに人様にお勧めするのは気が引けるのですが、その栄養度の高さはちょっとびっくりです。残念ながらウィーンには存在しない食品なので、帰国する機会があったら購入してみたいと思います。食物繊維が豊富で、ダイエットにぴったり。レビューを見ると美味しいそうです。ああ、食べて、みたいなあ…。