昔は「身体は健康で当たり前」みたいに思って過ごしていたのですが、歳を重ねることに、そんな悠長なことは言っていられなくなってきました。
わたしのバネ指談でも散々書きましたが、若くても無理は禁物なのです。
重いものを持って走ったりとか、数時間にわたる、休憩を挟まない練習なんて、絶対にアウトです。いつか身体は悲鳴を上げて爆発するのです。
先日、ある女優さんが「顔のシワなんてどうしょうもならないんだからどうでもいい。それよりも健康でいたい!」と発言していたのをみたのですが「まさにコレだ!!!」と共感しました。
別に、顔で商売しているわけじゃないし、あんまりひどいものちょっと困るけれど、それよりもなによりも「健康」が大切と。
加齢によるシワは別にしょうがないけれど、加齢による指のトラブルとかそういうものは出来れば予防したい。
足だってそう。今は平気で歩いているけれど、もし膝とかが痛くなったら、旅行にもコンサートにも行けなくなっちゃう。
私は数週間まえにちょっとした膝の違和感を感じ怖くなり、ネットで探しまくり、毎日のウォーキングとゆるいストレッチを習慣に取り入れるようにしました。
私の周りの高齢の教授たちがあまりにもお元気なので、自分はだまだ大丈夫、なんて思い込んでいるところもありますが、全教授、かなり健康にはきをつかっていらっしゃいます。食事もとても健康的に少食だし、もちろん、タバコは吸わない。お酒だってたまにワイングラスにちょっと、くらいにしていらっしゃる。ほとんど禁酒状態です。
ミック・ジャガーだってもう、「ロックかい!?」と思うほど昔の「ロッカー」の生活イメージとはかけ離れた生活をしていると聞きました。超健康生活、睡眠たっぷり、酒もやらずに早く寝ちゃう、みたいな感じです。
私のような年齢の人はもちろんのこと、若い人たちもずっと演奏を楽しめるために、日頃の生活を見直してみるのもよいかもしれません。