ウィーン交通局 マスク着用義務を強化 オーストリア・コロナ状況

オーストリア・ウィーン情報

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オーストリア・ウィーン情報

今日の写真はウィーン1区の一枚。右手にはテオドア・ハインツ・シュティーゲ(階段)、左の建物の中央あたりにはマーク・アウレルの彫刻が飾られています。

ドイツ語ではマーク・アウエルと呼ばれていますが、私たちには五賢帝の最後のマルクス・アウレリウス・アントニヌスとして知られています。彼はローマ時代のウィンドボナ(ウィーンのこと)で彼は遠征先のウィーンで亡くなりました。

オーストリア 新型コロナウイルス状況

ウィーン市交通局はマスク着用義務を強化

ウィーン市交通局は、マスク着用義務を強化します。
今後は、交通機関の建物に入ったらすぐにマスクを着用しなければなりません。

今までも地下鉄や市電を下車した途端にマスクを取る人がいると、コントロールの人が「建物を出るまでマスクをつけていて下さいよ!」と注意していたのですが、それがきっちり守られるようになりました。

駅の案内所やチケット売り場、エルドベルク駅のカスタマーセンターでもマスクをずっと着用していなければいけません。
現在まで、コロナが駅内で発症した例はありません。それでも強化するのは良いことだとウィーン市交通局は考えています。

ウィーン交通では、セキュリティサービスのほか、200人以上の従業員と150人以上の管制官が私服を着て一緒に見回っています。

警備員にマスク着用を注意されて従わない場合、続く乗車はゆるされず、50ユーロの罰金を支払うことになります。これまでに、55,000件以上の警告が出され、198件の罰金が課されました。

全車両の日常清掃も徹底されています。
ウィーン市交通局では、乗客が日常的に接触するすべての車両や表面を洗浄・消毒しています。バスや高床式路面電車では、運転手と乗客の間に最低限の距離を確保するために、最初のドアが閉じられています。現在、全線が最も混雑する時間帯で営業しています。

Wiener Linien weiten Maskenpflicht aus
Die Wiener Linien passen die Maskenpflicht an Bundesvorgaben an: Damit muss ab sofort ein Mund-Nasenschutz schon ab Betr...

地下鉄や市電にのっていると時折、マスクをしていない人に対してマスクをしている人がちょっと厳しく(はっきり書けばアグレッシヴに)注意している場面に遭遇することがあります。

先日もU3(地下鉄)でマスクをしていなかった男性2人に注意をした男性が、逆ギレされ、ボコボコに殴られ蹴られて2人組は新聞で写真入りの指名手配になっていました。

幸いにも犯人達は見つかり逮捕されましたが、多くの人がコロナのせいで心に余裕がなくなっている気がします。困ったものです。そういう場にいあわせたら、関わらないようにしてその場を去りましょう。

実行再生産数/Reproduktionskatalogeが再び1.0を下回る

news.ORF.at
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健康・食品安全庁(AGES)とグラーツ工科大学の試算によると、
オーストリアの実行再生産数は8月10日以来初めて1.0を下回りました。
これは1人の感染者が0.99人に感染させる、ということです。
症例数は依然として増加傾向にあるとのことです。
今回の調査期間は9月17日から9月29日まで。

ブルゲンラント州、ケルンテン州、ザルツブルク州では実行再生産数は1.0を超えていますが、1に向かって減少傾向にあるといいます。ニーダーエスターライヒ州、オーバーエスターライヒ州、シュタイアーマルク州、ウィーン市では、値は約1.0であり、チロルとフォアアールベルク州はかなり低くなっています。

オーストリア24時間比で新規感染は1,041人

  • オーストリアの累計確定病例数は47,469人(10月2日23時現在)
  • 入院治療患者数は472人、集中治療室患者数は100人
  • 現在の患者数は8,385人
  • 合計785人が死亡しています
  • これまでに合計1,636,573回の検査が行われています

(ORF.atは常に疫学報告システム(EMS)の数値を元に報告しています)