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オーストリア情報
新型コロナウイルス状況
政府がコロナ対策を拡大
以下、部分的に訳しました。
政府は火曜日、マスク着用義務の延長を発表しました。金曜日から、食品小売などでのマスク着用義務が復活されます。他にも、コロナ信号機システムの試運転や、宗教団体におけるクラスターの扱い、国境での取締りの強化などの施策が説明されました。
クルツ連邦首相によると、特に弱い立場にある人を保護するために、マスク着用義務が再び拡大されるとのことです。マスクは食品小売、スーパーマーケット、銀行、郵便局の支店で再導入されると、コグラー副首相、アンショーバー保健相、そしてネハンメル内相との共同記者会見で首相は述べました。
これらの場所は誰でも訪れる必要があり、マスク着用は絶対だと付け加えます。マスクはコロナに対する警告のような象徴的な効果があり、これが日常から消えれば消えるほど、注意力も無くなってくる、とクルツ首相は言います。
マスク義務は金曜日から適用されます。「ここ数週間で新たな感染症が増加しています。」とクルツ首相。患者数も3桁を超えました。モットーは変わらず 「できる限り自由に、必要な限り制限を」です。
マスク着用義務の拡大 7月24日金曜日から有効
- スーパーマーケット、銀行、郵便局の支店において24日からマスク着用が義務になります。
引き続きマスク着用義務が適用される場所は
- 公共交通機関内、タクシー、索道(ロープウェイ)、ラック式鉄道、旅行バス、観光用船の中
- 密閉されたイベント会場にて(着席は除く)
- 薬局、病院内(町医者含む)
- 1メートルの距離が取れなかったり、他の防護策が取られていない場合における、職場、デモ行進集合、など。
バルカン地域からの入国
クルツ氏によると、一つの問題は海外、特にバルカン地域からの入国だといいます。国境ではさらなる措置が取られるだろう、とクルツ氏は言います。これまでの措置にもかかわらず多くの陽性事例が出ました。「国境管理が強化され、検疫のチェックが厳しくなります。この夏、この地方への旅行は遠慮してください。」とクルツ氏は訴えます。また、金曜日の時点では、これらのリスク・エリアからの立ち入りはPCR検査が陰性の場合のみ許可されています。これは、認定された試験所からのものでなければなりません。
また、教会での感染を受け、クルツ首相はマスク着用と、陽性が出た場合は閉鎖すると述べ、教会の協力に感謝しています。
オーストリア医師会は政府の措置を歓迎
オーストリア医師会は政府の決定を歓迎しています。医師会はマスク着用義務の緩和を当時警告していましたし、ツェケレス局長はもっと早く取り入れるべきだったとも述べています。
現在の集中治療患者数は18人
保健省によると、現在オーストリアで新型コロナウイルス患者数で18人が集中治療を受けています(7月22日23時現在)。前日比で2人増加の96人が入院治療を受けています。
感染者数は前日比で13人増の1,386人で、パンデミックが始まってから1万9,862人がウイルスの陽性反応を示しています。
やっと政府の対応が発表されました。マスク復活はプラシド効果のみだ、という人もいますがとんでもない。しないよりはした方が絶対にいいじゃないですか!そう思いませんか?