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オーストリア・ウィーン情報
ウィーン国立音楽大学でのエピソード(ほっこり編)
昨日、ウィーン1区の大好きなブティックにいきました。
私はバーゲンでかなりのアイテムを購入して、
上から下までそのブティックの洋服を着ていました。
イケメンの店員さんが、通りすがりに、
「そのブラウス、本当によく似合っているね、ブラボー!!」
と言ってくれて、お世辞であっても、素直に、「嬉しい!」と思いました。
で、思い出したこと。
5年くらい前のフリッシェンシュラーガー・ウィーン国立音大名誉教授の教室でのこと。
先輩門下であるジャクリンが教授をまじまじと見て、
「プロフェッサー、今日の貴方のセンスはすごく素敵だと思うわ。
ワイシャツの淡い水色とジャケットの色もとてもマッチしているし、
ネクタイの色もすごく上品。先生が今日は特別かっこ良く見えますよ!」
と言ったのです。すると先生、目を丸くして
「ジャクリン、本当に?ありがとう!なんて素晴らしい褒め言葉なんだ。
今日は君のおかげで一日中楽しい日を過ごすことができるよ。
きっと何回も君の言ってくれた言葉を思い出しては嬉しくなると思うよ。
本当にありがとう!」
この会話を聞いていた私も娘ももう、目がハート。
こちらまで温かい気分になりました。
こうして何年もたった今でもこの2人の会話を思い出してほっこりします。
人を素直に褒めるって、良いことです。
オーストリア新型コロナウイルス状況
9月4日、クルツ首相はコロナ信号機の4色信号機システム(緑、黄、オレンジ、赤)の開始について発表しました。
2度目のロックダウンを回避することが目的です。
- 更新は少なくとも毎週
- 現時点での黄色は、ウィーン、リンツ、グラーツとクフシュタイン
信号は過去7日間、人口10万人あたりの感染状況と感染経路判明の有無、医療機関の受け入れ状況、検査の実施状況の視点から一時的なものか、長期のもになるか等を包括して判断します。
以下、それぞれの色にとられる措置ですが、現在は法調整中であり、法律的拘束力は持ちません。
緑色
- 他人との距離の1メートル以上維持
- 公共交通機関、食料品店、銀行、郵便局、医療・福祉施設のマスク着用義務
- イベント
- 室内での指定席によるイベント(オペラ、演劇、スポーツ)は最大5千人まで
- 指定席着席時以外では、マスクを着用
- 屋外では、訪問客は1万人まで
- マスクは最低距離を維持できない場合にのみ着用
- 室内での指定席なしのイベントは200人まで可能で、マスクは常時着用必須
- 屋外では人数制限は同じ、マスクは最低距離を維持できない場合にのみ義務
- 室内での指定席によるイベント(オペラ、演劇、スポーツ)は最大5千人まで
- 病院、老人ホームでのマスク着用義務あり
黄色
- 店でのマスクの着用義務
- イベント
- 座席指定の屋内行事は2500人まで - 座席指定の屋外行事は5000人まで - 屋内はマスク着用義務、屋外では離席中にマスクを着用義務 - 座席指定がない場合は、屋内外ともに100人まででマスクを着用義務
- 学校、保育所等
- 入館での保護者やスタッフのマスク着用義務
- 子供も含め全員の教室外でマスク着用義務
- 可能な限り屋外で活動すること
- 病院では、来訪者記録の作成とチェックポイントでのスクリーニングが必要。面会は予約制となる。
オレンジ色
- 全ての屋内の公共の場におけるマスク着用義務(飲食店で食事中は除く)
- 営業可能時間を深夜0時まで
- 屋外でも最短距離を維持できない場合はマスク着用義務
- 座席指定の行事は屋内では250人まで、屋外では500人まで
- 座席指定がない行事は屋内では25人まで、屋外では50人まで
- マスクの着用義務
- 学校、保育所等
- スポーツは屋外でのみ実施可能
- 子供の送迎は保護者のみが可能、追加的な規定の追加あり
- 病院や老人ホーム等での面会の制限
- 外来診察は、可能な限り処方箋をメール送信等で行う
- 身体接触を伴うスポーツは、トップアスリート等の例外を除き禁止
赤色
- 最低限の距離を保てない場合はマスク着用を推奨
- 冠婚葬祭などの例外を除いて行事は原則禁止
- 幼稚園での自主通園が可能
- 学校の授業はオンラインとなり、学校に行く場合はマスク着用義務
- 職場でのホームオフィス推奨
- 顧客との接触は必要不可欠な分野(食品、薬局、ガソリンスタンド)に制限される。小売業、宿泊業、飲食業は閉鎖されて配達等のみが可能となる。
- 病院や老人ホームでは例外を除き面会が禁止。
- 診察は必要な場合に制限
- フィットネスセンターやスポーツ・レジャー施設等は閉鎖。
- 屋外での一人または同居人とのスポーツは可能。
参照)在オーストリア日本大使館からのお知らせメール