ピアノのレッスンと大学、そして新型コロナウイルスのワクチン接種について

ピアノとヴァイオリン

以前お話ししたように、私はすでに2回のワクチン接種(アストラ2回)を終えていて、娘も息子もジョンソン&ジョンソンの接種を終えています。私は仕事がら、1日おきのPCR検査を受けつづけ、テスト後、誰かに合う前は「現時点では絶対陰性!」という安心感があります。

私のまわりを見回すと、ワクチンを接種していない人は、病気や手術で受けられなかった人を除き、ほぼ皆無。生徒も、12歳以上の人は全員受けています。

ご存知のように、デルタは感染力がとても強いです。ワクチンを受けていても感染する可能性はありますが、とても重篤になりにくい、人に移しにくい、移されにくい、という利点があります。副反応はもちろんありますが、小さな副反応よりも、重篤になったり、後遺症がずっと残ることを考えると、私にとって、打たないことは想像できません。幸いなことに、近くにいる人達は皆、同じ考えです。

国によってはワクチンを非常に嫌がる人もいて、大学や職場などでは一緒になるときはちょっと緊張すると聞きます。接種していないと本人が感染する可能性も高いし、人にうつす可能性も高い。特に自分が感染した場合、接種していない人に比べると重篤になる率が何倍も高いというので、本当に気をつけてほしいです。打つか打たないかは、人それぞれの判断で自由ですけれど。そして受けたくても、身体の理由でワクチンを受けられない人は本当に気の毒だと思います。

それでもオーストリアでもワクチンが増え、経済はかなり回復してきたように見えます。
レストラン・カフェはいつもいっぱいだし、ショップも賑わっています。しかし皮肉なことに、そのせいで新規感染者は増え続けてきています。今日の時点の新規感染者は1,774人だそうです。

正直、もうロックダウンはごめんです。
各自、人と接する職業の人は、もっと自覚を持ってPCRテストをまめに受けてほしいし(だってオーストリアはタダなのよ!!!)私も人混みではFFP2マスクをしたいと思います。レストランやカフェに行って、そこで3Gの陰性証明を求められないと、このレストラン、大丈夫かしらと、すごく心配になります。小学校の先生やお医者さん同様、きちんとワクチンを受けた人、もしくはせめてテストを受けて、陰性だと分かっている人にサービスしてほしいし、私も人様にうつしたりしたくないと思います。これはもう、人と人、相手のある問題です。

ひとつの国のコロナ状態がどうなっていくか、これはもう、個人の自覚にかかっている気がします。本当にもう、コンサートが中止になったり、大学が閉鎖になったり、そういうのは沢山です〜涙