はい、エコノミスト ランキング 2024にて、ウィーンが再び世界で最も住みやすい都市に選ばれました。これって3 年連続です。オーストリアの首都は安定性、医療、教育、インフラの分野で最高点を獲得したそうです。評価された 173 都市のランキングは、安定性、医療制度、文化と環境、教育、インフラの分野における多数の基準に基づいて行われているそうです。
私は35年ウィーンに住んでいますが、ウィーンが1位って、まあ、本当にそうなんだろうなあと思います。
数年前にテロがあったものの、やっぱり平和。これは生活するにあたって一番大切なことで譲れません。正当な順序を踏めば社会保証も安定しているし、教育に関しても贅沢を言えばキリがありませんが、努力をすれば誰でも登録料以外は無料で(オーストリアやEU国籍の人にとって)医者や弁護士になれる、というのは素晴らしいことです。
ムスメはウィーン国立音楽大学の大学院生ですが、ある年齢までは高額な奨学金を頂いてかなり助かったし、音大も、これまた欲を言えばキリがないですが、副科の講義など、年々レベルアップしているようで素晴らしいお話です。
学費は日本人には無料ではありませんが、それでも日本の音大に比べれば学費はかなりお安いですし、クラスを選べば演奏の機会は日本とは比べ物にならないほど多いのです。
でも、現在の円安とウィーンの異常な物価高を考えると、留学はもはや夢の世界かもしれませんが・・・・・
さて、2位はコペンハーゲン、3位はチューリヒ。そしてメルボルン、カルガリー、ジュネーブ、シドニー、バンクーバー、大阪、オークランドの大都市が続きます。
大阪は一回だけ訪れた事がありますが、大阪はどんな人も優しく親切で納得の行く順序だと思いました。日本人として誇らしい事ですね。