音楽大学 恋愛事情、ピアノやヴァイオリン、その他、同じ楽器同士で付き合ったり結婚は無理?性格が悪いって言われるのは本当?の件について

ピアノ塾

音大生がよく、「絶対、自分と同じピアノ科(ヴァイオリン科)の人と付き合いたくない!」とか「結婚したくない」とか口にするのを聞きます。理由は?と問うと、みんな自分のことを棚に上げて「自分勝手で、自己中心で、わがままで変人だから!!!」と言います。

私は日本で音大生だったので、ご存知の通り、日本の音大は男性の数が1割も居なかったので(今はどうか知りませんが)付き合うという対象にもならなかった記憶があります。しかし日本での音大の男性は例外なく、誰でも、本当に誰でもモテモテで彼女がいつもいた覚えがあります。これはまた別のお話になるので、こっちにおいておきますが。。。

数で言うと、欧州の音楽大学の男女の数はほぼ同数のような気がします。統計を取ったことはありませんが、ちょっと女性の方が多いかも。それでも日本のように極端に少なくはありません。だから付き合おうと思ったら、いくらでもチャンスはあるし、実際にカップルになっている学生もたくさんいます。

しかし、ヴァイオリン同士、ピアノ同士、両方がかなり向上心が高く、ソリスト志望の場合は、なかなかうまくいかない気がします。だいたい、このヒト達の場合は、かなりの確率で「自分勝手で自己中心」です。また、そうでないとソリストなんてなれないかも、って感じもあります。「ああ、今日は彼氏の家族と一緒に過ごさなきゃ〜」なんて練習しないでいたら絶対ダメですからね。それと、「同じコンクールを受けて、私の方が残っちゃったらどうしよう」なんて考えが浮かんだらもう、アウトだし、極端にどちらかが上手かったり、下手(本当にこんな表現、すみません)だったりすると、難しい。残念な方が諦めて、サポートに徹する、というのであればかなりうまくいくと思いますが。

さてさて、ということは、他の楽器とだったらうまくいくのでしょうか?
ヴァイオリンとピアノ、なんていうと良い気がします。ピアノを弾いてもらうのに、ヴァイオリンの方はギャラを払わなくていいし、年がら年中合わせて練習できるので、合わせが上手になる。ヴァイオリンとチェロ、チェロとピアノ、なんてのも良い感じでしょう。

しかしながら、あまりにもお互いの音楽性が違う場合も無理かもしれません。
例えば片方はバリバリのロシアンシューレで、もう片方が、軽く演奏するウィーン奏法、なんて絶対に違う方向性を持っている場合は、一緒に弾くどころか「音楽の話は一切しない!」という取り決めにして付き合わないと、毎回大喧嘩、となってしまいます。

それでも考えるのは、この世界を知らない人よりは、まあ、どういうものかわかっている同じ音楽畑の人と一緒になる方が、楽なんではないかと思います。普通の人間には、1日数時間練習するとか、そういうこと自体が理解し難いことだと思うからです。盛り上がっているうちはいいでしょうが、長い目で見ると破局の予感がします。

自分で書いていて、だんだん面倒くさくなってきました。
何も結婚だけが人生ではありません。ある程度自分の方向性を見つけて頑張って、良い人ができたら一緒になる、で良いとしましょう。