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オーストリア 新しい日常に慣れる
オーストリア 新型コロナウイルス状況
新陽性患者の数は53名(16日現在)、そして陽性患者合計数は993名です。回復者が新規陽性患者を超え、オーストリアは順調に良い方向に向かっています。
さて、連邦政府大臣たちの連日の記者会見でよく使われる言葉に、「新しい日常に慣れましょう」という文言があります。新しい日常とはもちろん、約7週間に及ぶ新型コロナウイルス外出制限措置を経て習得したマスク着用であり、ソーシャルディスタンツ1メーターです。ちょっと数え上げてみましょう。
- 友人と会ってもハグやほっぺにチューをしない、握手も駄目です。
- 人との距離は最低1メートル。人が近づいてきたら、そっと離れる。(人に無闇に近づかない)
- マスクの着用する
これらが定着するなんて、3ヶ月前に想像できたでしょうか?本当に驚きです。
自宅待機は刺激不足?
外出制限措置は私にとって正直な話、かなり、心地の良いものでした。生徒の顔が見られないのは悲しいことだけれど、一生会えないわけではない。レッスン料が入らなくても、代わりにそんなに出費も無かった。
好きな時に起きて好きな時に寝ることができる。私はある事務所の会計もお手伝いしているのだけれど、それもホームワーキングになって、無駄な通勤をしなくてすむようになった。(真面目な話、週初めに行われるだらだらと長いだけのミーティングはやめてほしいといつも思っていた)自宅でオンラインで出来る事は山ほどあるので、理想的な勤務形態で大満足。ピアノの練習だって好きな時に好きなだけできるし、すっかりご隠居リタイア状態を満喫していました。
困ったことといえばデブになったことくらいです。しかし、その他にもひとつ、勝間勝代さんが毎日のサポートメールで書いていらしたのですが、感じたことは、『歳を取った気がする』です。
勝間さんもリモートワークなどこの自宅待機時期を楽しんでいらしたようなのですが、同じようなことを感じていらっしゃいました。原因は、「刺激不足」
全くその通りだと思います。
人間って、面倒くさいな、いやだな、と思っていてもその場面でちょっと良い事を経験したりするのですね。それが全くなくなるのです。やっぱり外に出ないと人間は残念ながら老けてしまいそうです。
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