ピアノやヴァイオリン、伸びる子の親御さんはどんな人たち?(1)

ピアノとヴァイオリン

まずははじめの一歩から。
趣味でやっていくか、将来職業としてやっていくかはこの時点ではまったくわかりません。親がいくら「ピアニストにさせたい!」と熱望しても、子供が他の道を選ぶ可能性は充分にありますから。それでも、最低限のものを用意してあげられたら頼もしいです。

レッスン料の支払いと楽器購入
まず、親御さんのお役目は、レッスン料の支払いと楽器購入。これはもう、マストでこれがなければ始まりません。

レッスン料については、会う前から聞いておくのがベストです。会って初めて「高すぎて払えません」では双方の時間の無駄なので、
はじめから払えるレベルの先生をチョイスする方が良いです。

楽器については、まだ購入していないのであれば先生と相談して購入、が良いと思います。きちんと指導してくださる事を願いますが、なにもヴァイオリンの分数楽器のオールドである必要はありません。ピアノもでもヴァイオリンでも健康な状態のものであれば問題ない、と私は思っています。

はじめのレッスンでの親の同伴
こちらでは中学生以上になるとかなりしっかりしている子も多く、自分で私の連絡先を誰かから聞き、直接私に電話やメールを送り、初レッスンのアポ取りから、レッスン料に至るまで全て自分でこなし、親はお金を払うだけ、という生徒もいましたが(すごいですよね)そのような猛者でないかぎり、初回のレッスンでは親御さんが同伴してくれると嬉しいです。

ご両親ともに働いているのに、ご夫婦で時間を調整してはじめのレッスンに同伴してくださるご家族がたまにありますが、「ああ、きちんとしていらっしゃるんだなあ」とその子が羨ましい気持ちになります。どんな先生なのか、怪しい人だったり、変な人だったら困るので初めはきちんとチェックする、というのは良いことだと思います。今回はお母さん、次回はお父さん、という例は、うちではよくあります。

次回は小さい子のレッスンの親御さん同伴について書きます。