音楽留学 実践生活編 まず環境を整えよう いちばん大切な練習場所と練習時間の確保

音楽留学のために

まず留学してみて、それが音楽留学の場合いちばん大切なことは何でしょうか?「自分に合った教授を見つける」こと「入学試験に合格する」こと、それらはいつか書いたので、今日はすっとばします。

楽器によって違うと思いますが、まずは「練習場所」と「練習時間」の確保です。

ピアノ科の場合、理想は自分のアパートにグランドピアノを入れて、常識的な時間何(まあ、遅くとも午前10時から夜の10時まで5時間くらい練習できればバッチリですが、初めからすべてうまくいくことはちょっと難しいかも知れません。

寮によってはピアノがあったりするところもあります。そうすれば比較的安く住み、練習をすることも可能になります。音大によっては、充分に練習室を借りられることもあるので、その点は出発前にしっかりリサーチすることが大切です。1日に何時間くらい練習室をリザーブできるのか、などなど、マメに学校にメールを書いて問い合わせるのが良いでしょう。

一番まずいのは「ただ待っていること」です。
インターネットの掲示板に載せても、残念ながら大して助けにならないことが多いです。なんの答えも返ってこない場合もあしるし、匿名世界なので、良い加減な情報も飛び交います。まずは、自分で確かな方法で学校などに問い合わせることが一番です。

たとえ自分のすみかにピアノを入れたり、はたまた練習をすることが不可能であっても、他所で充分に練習できるのであれば、まあ、OKでしょう。寮生活は不自由な感じもありますが、いつも人がいるので一応「安全」だし(国や都市によってちがうとは思うけれど)言葉も通じないところで、全くひとりでアパートを借りて、というのが不安な方には良いチョイスだと思います。

音大生はまず、練習場所と練習時間の確保が大切です。