ピアノのお稽古 信じられないけれどいたずらをする子供への対処法は?

ピアノとヴァイオリン

「いたずら」と可愛く書きましたが、そんな可愛いものでない場合もあるようです。
日本は犯罪であっても「いたずら」と表現するのでそう書いてみましたが、日本の「いたずら」のいくつかは立派な違法行為です。きちんと現行犯で見つけ、叱りましょう。

私はもともと用心深いタイプなので、家に子供がいる場合は、決して目を離しません。何かを取られるとか、壊される、という他に、何か危ない物を見つけて、いじって怪我でもされたら大変、という心からです。

もちろん生徒で子供がくることも多いので、刃物などは出してありませんが、なんかの拍子で見つけて、自らを傷つけても私の責任になりそうで嫌なのです。

さてさて、私の生徒さんたちはみんな常識的な家庭の人たちなので、いわゆる、物を壊したり、盗んだり、なんてことはないのですが、一回だけ起きたことがありました。

レッスンが終わって私がお父さんと話し込んでいる時、5歳の暴れん坊ちびっ子生徒がグランドピアノの下にスライドして滑り込んでいたのはみました。で、お父さんが「Max、Stop!!!」とすぐに反応したので、一瞬だったのですが、彼が帰ったあと、なんと私のグランドピアノに装着してあるサイレントシステムが機能しない。

彼がどっかの配線を無意識でしょうが、いじっちゃったに違いありません。どうしても夜間に譜読みをしなければいけない時だったので、怒り狂いましたが、私の注意不足。日頃からもっと厳しく言うべきでした。

もちろん、次のレッスンで「マックス、絶対にもうグランドピアノの下に潜らないで。約束して、守らなかったらもう、うちに来ちゃダメよ」と告げたので、それ以来は一歳スライディングすることはやめてくれてホッとしましたが、暴れん坊の元気なちびっ子には特に気をつけないといけません。それこそ怪我でもされたら嫌な物です。

とにかく他人が家に入ったら、子供大人に限らず目を離さないことをお勧めします。話は全然変わりますが、友人だと思っていた人が毎回、何かを密かにお土産に持って帰っていた、という笑えない話も聞いたことがあります。気をつけましょう。