胎教に良いピアノの曲とレッスンとは?嬉しいステキな元生徒ちゃんとの再会

ピアノとヴァイオリン

見覚えのない電話番号から電話がかかってきました。

(本題からずれますが、ここ数週間、私の周りの(ウィーン在)多くの人が謎の怪しい電話を受けています。これは明らかに詐欺電話で、出てはいけません。発信元は某アジア国です。みなさん、お気をつけください。絶対にかけ直してはいけません)

私は、知らない通話を受けたら自動的に録音に入るように設定しています。なので聞いて見ると、なんと10年くらいまで長年レッスンをしていた生徒さんでした。

「ハイ!私のことを覚えてる?ナタリー(いちおう仮名w)よ。実は来年に赤ちゃんが生まれるの。それでこの機会にピアノを再開したいんだけれど、お時間あるかしら?」

きゃ〜!なんて嬉しい!
彼女は息子の同級生で、子供の頃から超優秀なお嬢さんでした。典型的な勉強もトップクラス、ピアノも上手でバカロレアも素晴らしい成績で取得し、大学も最短で卒業、良いところに就職してキャリア・ウーマンまっしぐら、というスーパー女性です。

受験があろうが、大学での試験があろうが、ずっとコンスタントにレッスンに来ていたのですが、就職で忙しくなりレッスンがおしまいになっていたのです。

その彼女がやってきて、数年ぶりの再会を喜び合いました。

アップライトですが彼女の家には初めからきちんとピアノがあって、レッスンはなくてもたまに弾いたりしていたせいか、まったく忘れているということはありませんでした。手の形も綺麗だし、音もキチンと出る。そういえば最後に弾いていたのは同級生とのモーツァルトの連弾でした。

さーて、ピアノ再会と妊娠中のピアノ曲。なにが良いかしらと二人で相談して選んだ曲はシューマンの子供の情景です。子供時代とちょっと違い、妊娠中の今は「ピアノを通じてリラックスして楽しむこと!」に重点を置いてレッスンしようね、ということになりました。

これから赤ちゃんにもお腹の中でピアノを楽しんでもらえると嬉しいです。