スイスに音楽留学したらどうなるの?物価は欧州諸国に比べると、やっぱり高い〜のおはなし

音楽留学のために

別にうちの子がスイスに留学しているとか、そういう話ではないのですが、マスタークラス等で定期的にスイスに訪れています。そして毎回痛感することは、やっぱり「スイス、物価すごい〜〜〜!」です。私たちの滞在するのは、チューリッヒなどの大都会ではないのですが、それでもやっぱり欧州に比べると物価は高い!

身に沁みるのはやはり食費です。レストランはもう、お話にもならない、絶対に行きません、というか行けない。ざっくり計算して、ウィーンの1,5倍から2倍は平気でかかります。普通のコーヒーを飲んだら、ウィーンの一流カフェハウスか、スターバックス並のお値段。

スーパーで目がまん丸くなるほど高いのが「肉類」です。
別に滞在中にステーキを焼こうとも思わないので、うちは構わないのですが、肉食の人にはかなりお財布が痛いでしょう。その他、パンやパスタ、お米類はウィーンよりちょっと高いレベルですが、出来合い食品など「倍」みたいな食品もかなりあるので、ウィーンではあまり気にせず食品をワゴンに投げ込む時もある私も、ひとつひとつしっかり値段と睨めっこしてカゴに入れます。

それでも外国に行くと「スーパーマーケット愛」の私は、お店の人に怪しまれるくらい店内に長期滞在してしまいます。すべてウィーンに比べると高いものばかりなのだけれど、ウィーンにないものもあるし、かなり珍しいですが「ウィーンより安い」ものがあったりします。これは本当に不思議ですが、そういうものは即購入です。

私の好きなのはまあるいパンの「ソン・ブロート」これは周りがパリパリで中がふわふわで最高に美味しいです。それと、レストランは高くて絶対に行かない、と公言しましたが、美味しいのは「インド料理」。スイスにはインド人の人が多く住んでいて、私達はウィーンのインド料理レストランより好きです。滞在中、我慢できなくて行くこともあります。おすすめはベジ系の「パラック・パニア」です。

これは、コロナ前の写真。ウェイターの男性が日本の俳優さんの瑛太さん似のイケメンで、すっごくフレンドリー。カレーの美味しさも倍増したものでした。

以前、スイスに留学していた学生さんが言っていましたが、慣れてしまえばその物価に合わせる生活をするようになるので「結構問題ない」と言っていたのを思い出します。何がなんでも日本食が食べたい!とかそういう人は大変だと思いますが、与えられたものの中で生活できる工夫をする、というのも留学や永住できる条件かもしれません。